～自分のためという枠をこえて、楽しみを見つけ続けることが上達の秘訣～

これは気功に限った話ではなく
何かを上達させたいと思った時に
最初に来るのは、その中に楽しみとなる要素を
見つけることにあると思っています。
 

もちろん上手くいかない時や
調子が上がってこない時には
その中からポジテイブ要素が
見えなくなりそうになることもあります。
 

ただ、そんな状況にある時にこそ
そこで得たことを誰かのために役に立てるという
ゴールがあるのか、を見つめ直してみてください。
 

以前の記事でも触れるところもありましたが
英語で楽しむという
単語の置き字はenjoyになりますが
その語源を辿ってみると
en(与える）joy（喜び）となります。
 

つまり、何かを楽しむ心というのも
自分のものとしてだけでなく
喜びをシェアしていく環境を作りあげていく中から
生まれてくるものだと解釈できるところがあります。
 

これはゴール設定の話にも繋がるところがありますが
自分のためにつき進んでいるときよりも
誰かのために行動に移していくときのほうが
結果として現状の枠を超えたところに
ゴールが見えてくることが多かったりします。
 

と良いながらも
”好きこそものの上手なれ”という諺にもあるように
まずは自分の心が動くことがなければ
その一歩は踏み出せません。
 

ゴールを開拓していくプロセスでは
煩悩をひたすら無くしていくなかで
残ったところに本当に大切なものが見えてくるのですか！？という
ご質問もありましたが
ここで煩悩は消すのではなく
ゴール設定のきっかけとなる煩悩があるからこそ
自分の心を突き動かす想いも生まれてくるものです！
（つまり、あなたの持つ煩悩とも向き合い方が大切になってきます）
 

最初は自分のためだと思っていることは
どこかでその想いは枯渇してしまうものです。
 

ゴールを見据える際にも
それがあなたの持つ煩悩から来るものであっても
個人の煩悩という枠をこえて
その想いを力に変えていくことで
人生を楽しむツールとして活用していきましょう（＾＾）