～相手の臨場感にアクセスするには、その相手の価値観を観る！~

相手の臨場感にアクセスするのに
ポイントになるのは、相手の価値観にある。
 

学ぶとは真似ぶこと。

学習をするときの近道としては
個々のコンテンツではなく
最初に相手の価値観を
インストールするところにあります（＾＾）
 

以前、読書術の定期セッションの中で
大切なことの1つに
自分の視点でなく、著者の視点で
本は読むことが大切、
ということにも触れていました。
 

だれも新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。
もしそんなことをしたら、新しいぶどう酒は皮袋をはり裂き、
そしてぶどう酒は流れ出るし、皮袋も無駄になるであろう。
新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるべきである。
（ルカの福音書5：33）
 

一番、難しいのは
新しいアイデアを受け入れることよりも
古いアイデアから逃れることだ。
（ジョン・メイナード・ケインズ）
 

そんな言い伝えや名言からもあるように
従来のあなたの認識のフレームを使って
読み続けてしまうことで
今、知っている知識だけしか
読み込むことができない・・・。

フレームから外れている情報を
読み飛ばしてしまう・・・。

本来の相手の主張から
誤った解釈で読んでしまう・・・。

といったことが

往々にして起こりえます・・（＾＾；）
 

読書も含めて
どんな分野であっても
対面する学びである以上は
そこに”コミュニケーション”が求められます。
 

つまり

いったん、今の価値観は
脇に置いて受け入れてみる、という姿勢が大切です。
 

相手の発する言葉の裏側には
その言葉が生み出す
臨場感を含めた価値観がセットで存在している。

そこを認識したうえで
アプローチすることだけでも
受け取る情報量も変わってくるはずです（＾＾）