だってそれはずるいことだと思いませんか?
わたしはそれはずるいことだと思うから、だからやっぱりあなたを、
キラキラして笑うあなたをこうやって見下していたい。
ずっとそうだったように、これからも。
そうしているうちはわたしはきっと女で、わたしがそうありたいわたしでいられるから、そういう女でいたいと思うから、やっぱりわたしはそうするね。
その先にあなたがいればそれはきっと奇跡で、いなければきっとそういうことで、どちからかというと後者になれば、わたしは苦しくも一生恋をし続けられるということで、
それはそれで幸せで、それならそれで悲しくて、
なにもかもとっぱらって一緒に手でも繋いでさ、走っちゃえばいいのかなとかね。
けどそれってまた別のところで苦しくなって、悲しくなったりするんだろうなって。
そういう時にわたしはいっつもあの時を思い出すんだよ。
ちょっと寒かった一面緑にぐるりと囲まれたあの場所で、手を繋いで歩いたときのこと。
あの時わたしたちはなんでもなかったのにね。
なんでもない時だって誰ともちがってた。
ずっと、ずーっと。
あなたがいつだか言った言葉みたいな、一生忘れられない言葉をわたしからも伝えたい。
これは絶対に。
なにがなんでも。
決めたらわたしはやるんだって、そういうわたしを知らないあなたに、いつか必ずみせつけたい。