おはようございます.今日は寒いです.

昨日はMoMAに行きました.

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セントラルパークの南にあるのですが,高層ビルが立ち並ぶオフィス街にあり,ビジネスマンも沢山いました.

MoMAの予備知識はあまりなくて,「現代建築の建物で,現代アートが展示してある場所」くらいの認識だったのですが,正直なめてました.圧倒的でした.

エントランス.

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今日もopen前に行ったのですが,やはり長蛇の列.学生証を提示すれば14ドルで入れます.
MoMAは6階建てで,1階がエントランス,2階がコンテンポラリーアート,3階が建築,デザイン,写真,4階が1940年~1980年代の芸術,5階が1880年~1940年代の芸術,6階が特別展,となっています.

空いている時間にカンディンスキーをゆっくり観ようと思い,5階へ.この5階が凄かったです.ピカソ,ムンク,クレー,マグリット,マティス,モネ,キリコ,マレーヴィッチ,ブラック,ミロ,カンディンスキーなど,巨匠の教科書レベルの絵画が大量に展示されています.「アヴィニョンの娘たち」も「叫び」も「ダンス」も「睡蓮」も,常設展として展示されている,しかも全てが所蔵品であるので,著作権はMoMAにあり,写真撮影OKなのです!正直意味が分かりません.僕の理解を超えていてしばらく混乱しました.

「ごめんなさい」と謎の劣等感を感じながら,各画家の部屋を横切り,カンディンスキーの部屋へ.ここには,「渓谷」2対が展示されていました.

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これはEdwin R Cambellに送られたもので,彼の家の玄関にこの4枚が飾られていたようですが,こんな絵が玄関にある家には正直入りたくないですね.「玄関を非現実への入り口にしたかった」そうですが,何を言ってるのかちょっとよくわからないです.この絵に関しては余り知識がないのですが,ボートや横たわる人などのモチーフを観察できました.西田秀穂氏が詳しい考察を行っているので,また読みたいと思います.

その後6階へ.特別展は「抽象芸術」,ここでもカンディンスキーが見れました.

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抽象画家の関係が図式化されています.

ここで見れたのは,「印象3」「印象3の習作」2枚「コンポジション7の幾何学的習作」「無題の水彩画」「コンポジション5」です.「印象3」は以前愛知県美術館で観たのですが,シェーンベルクの音楽と共に展示してあったのが良かったです.特に嬉しかったのは幾何学的習作です.卒論の根幹になった習作なので.

6階も凄い事になっていたのですが,一番良かったのはモンドリアンの「ocean」です.

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授業で見て,一度は鑑賞したいと思ってたので,良かったです.

この辺でもうお昼になってしまいました.このペースでは1日で見終われないので,昼からはペースアップ.ウォーホールもポロックも流し見です.意味不明.

面白かったのは,ゲームがコンテンポラリーアートとして展示されていたことです.

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Sim city

ビブリボンも展示してあったので30分くらい遊んでました.
http://www.youtube.com/watch?v=4_KKTngNymM&feature=youtube_gdata_player

ホントは各階について全部感想を書きたいんですが,キリがないのでこの辺にしときます.10時に行って,MoMAを出たのが16時半でした.それ位,楽しかったです.







早起きしてしまったのでもう少し.
ニューヨークに来て驚いたのは路上喫煙の多さです.「欧米に比べて日本のマナーが~」とかおじさん達は言うけど,みんな普通に路上で吸い,警官の目の前でタバコを捨てます.灰皿とか無いので,道に捨てます.喫煙者も凄く多いです.彼らにとっての欧米ってどこなんでしょうか.アメリカは抜いておいて下さい.

捨てられたタバコは黒人のおじさんが掃除します.また,お店でレジを打つのはほぼ黒人又はアジア人です.この辺も知識のある人には当然なのでしょうが,知識の無い僕には格差社会を感じてエモかったです.

Guggenheimはカタツムリを上りながら絵画を鑑賞する訳ですが,途中沢山のスタッフが立っています.

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日本の美術館によくいる監視員の他に,「Art staff」と名札を付けた学芸員も立っていて,彼らに絵画に関する質問ができます.この辺りも日本との違いを感じました.Guggenheimの専用Appを落とすと自分のiphoneで作品のディスクリプションが見れる仕組みは,流石だと思いました.

昨日は他にも自然史博物館に行きましたが,人の大さと広さに疲れちゃいました.テーマパークみたいです.これ程大規模な人類学系の展示は今まで見たことがなく,楽しめました.

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これで収蔵品の数%というから驚きです.

恐竜は,まぁいかにもという感じなのですが一応貼っておきます.

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では,また.

1年半ぶりにブログを書こうと思ったのは、NYに来ているからです.最後の春休みに無理矢理組み込みました.感じた事の鮮度が落ちないうちに書いておこうと思います.

NYのW 30th st,8th AveにあるChelsea Star Hotelに泊まっています.チェルシーは芸術の街ということで,通りに沢山のアートがあり,ブラブラしているだけで楽しいです.

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街に溢れているアートギャラリーは,昨日は月曜日,今日は雨のせいでまだ攻めれてません.時間があれば明日リベンジしたいです.

今日は,一番の目的だったGuggenheimに行きました.

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別名カタツムリです.この中をグルグル周りながら作品を鑑賞します.open30分前に行ったのですが、既に列ができているという,日本の美術館では考えられない状況がありました.

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メインの展覧会は「gutai」,昭和期の日本の具体美術運動です.NYにいながら日本の美術を鑑賞するという不思議で貴重な体験をしました.今まであまり知らなかった美術運動ですが,物質と科学技術に対する強烈な興味と可能性,不安が表現されていて楽しめました.

僕が一番観たかったのはカンディンスキーの作品で,今回の旅行の目的です.「Kandinsky 1911-1913」というコーナーが設けられており,「小さな喜び」「即興28」等数点の作品を鑑賞できました.卒論で取り上げたこの2作品を生で観た時は嬉しくて泣きましたマジで自分でもビックリしました.

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小さな喜び

「小さな喜び」は、「コンポジション7」へのモチーフの連続という観点で語られることが多いですが,単体で観てもかなりのインパクトがある作品でした.興味深いのは、作品への没入感がハンパないことです.ちょうど目線の高さに中心の山が配置されます.ここにはモチーフは何も描かれていません.ここからモチーフが四方八方に描かれ,まるで自分が山になったような感覚を受けます.画像で見る限りでは,山の左側面のシルエットの印象が強く,右上からの対角線構図だと思っていましたが,このシルエットは左上からのモチーフのエネルギーを受ける物だと確信しました.それほどまでに,山から飛び立つ騎士のイメージは強かったです.カンディンスキーが繰り返し述べていた「絵の中に入りこむ」という感覚を初めて感じられた気がします.「芸術における精神的なもの」初版など,貴重な資料も見学できました.
残念だったのは,「コンポジション8」や「いくつかの円」が観られなかったことです.今回は中期カンディンスキーの作品群の展示であるので,ロシアに戻って以降の作品はありません.持ってるなら展示すればいいのにケチ‥‥‥

この他にも,ゴッホやゴーギャン,ピカソの教科書レベルの絵画が常設展に展示されていたり,アジアのコンテンポラリーアートが多数展示されていたり,見応え充分でした.個人的にはKhadim Aliの描くキャラクターがキモカワで好きでした.

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地下にはシアターエリアがあるのですが余り知られておらず,客は僕だけでした.
内容は,団地にすむ人々のオムニバスで,ロン毛デブのパワフルなドラムパフォーマンスから始まり,アーティストのデブ,植物に囲まれるおばちゃん,布団に沈みこむデブ,それを観察するスキンヘッドのデブ,泥を塗りたくったオムツ1丁の白髪デブ親父などが描かれ,最終的にオムツデブの頭から煙が立ち昇り,ドラムデブの目の前でマイクを持ってシャウトして終わるという最高に吐き気を催す系の映像作品でした.
文字におこすと意味が分かりませんが,実際見るともっと分かりません.僕のウキウキを返してください.

そんなこんなで楽しんでいます.明日はMoMAに行きます.では,また.