不妊治療専門クリニックでは基本待合室でたまきさんを待っているだけでした。
たまきさんに子宮筋腫があることは以前から分かっており、妊娠を考えなければ特に手術は必要では無かったんですが、妊娠や今後年を重ねた時の事も考え、たまきさんは手術を受ける決断をしました。
【子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)】
子宮壁にできるコブのような良性の腫瘍のこと。
三十代以上の女性の20~30%にみられ、できる場所によっては妊娠しにくい原因になることがあります。
同時に、私もこの時のために保存していた画像を出してみます。
これ、何だか分かりますか?
実は『精液検査』の容器です。
不妊に限らず、妊娠には奥さんのパートナーである旦那さん、つまり男性の理解と協力が不可欠です。
不妊治療専門クリニックで私が唯一検査に協力できたのはこの精液検査でした。
もちろん進んで検査しました。
だって自分の精子がどうなっているかなんて皆目見当もつきませんもん(笑)
自分の意思や自分の知識、気合いとかで、どうこうならないモノはもう専門の方に調べてもらうしかありません。
心臓や肺のように、自分の意思ではなく無意識でも働く身体の部分に卵巣や精巣も入ると思います。
その働きを自分自身で詳しく知ることは無理です。
むしろ、私たちは自分の身体の事を知っているようで、実は知らないことばかりなんじゃないでしょうか?
こう言う機会に『自分の身体をもっと知る』と言う意味でも是非妊活に挑む男性には検査して欲しいです。
ただ一点。
検査結果はあくまでもその結果を受けて今後どうするかを考えるためのものであって、その結果を理由にパートナーを責めたり、傷つけたりしないよう気を付けてください。
それは検査結果がどうであろうが、妊活を放棄する行為とほぼ同じになります。
精液検査の容器の写真。
妊活を始めた最初の頃の写真なんで結構前のものです。
もし子供が生まれるような事があったら、今書いているようなブログを書くためにと念のため保存おいたものです。
勿論、妊活が上手くいかなければそのまま使うこともなかった写真です。
人生とは何があるか分かりません。
先を考えることは大切だと思いますが、今、目の前で起こっている事にしっかり関心を持ち、真摯に取り組む積み重ねが、いつかの未来に繋がる事もあるのかもしれません。
ちなみに☝の写真。
実は精子を病院で用意するか、自宅で用意してくるかを聞かれ、即答で自宅から持ってきます!と言って容器を持ち帰った時に記念に撮ったものです(*´σー`)エヘヘ
やっぱ色々気恥ずかしいですもんね(笑)
でもね、その後の妊活についてこのあとより具体的にたまきさんと話が出来たので、やっぱり調べてもらって良かったと思います。
いつだって、今やるべき事を精一杯。
それが一番だと思ってます(^-^)
では次回に続きます♪