維新の道の噺⑨ | 面白きコトも無き世を面白く…するのは自分の心意気
~下関市➡小倉~

私の2011年の旅は小倉城で終わる。
岩国で佐々木小次郎の像に出会い、下関で巌流島を眺め、小倉城入り。なんだか宮本武蔵の足跡も自然とたどれてしまった(*´σー`)エヘヘ

萩を大雨の中堪能した我々はバスと電車を乗り継ぎその日の宿であった下関に降り立つ。

いよいよ旅も明日で終わりと言うヘトヘトなんだけど少し寂しい夜。
折角の下関。なるべく格安な、それでも少し奮発してフグを食べる。
宿の屋上には下関の港を見下ろせる露天風呂があり、下関の夜景を楽しみつつ、部屋で軽く呑み直しながら旅を振り返った。

翌朝、早速向かったのは高杉晋作の像がある日和山公園。
幕末縁の地を訪ね晴天の下関を徒歩で回った。
その足でそのまま海底トンネルを通り関門海峡を越え福岡入りする。
人生初の九州入りだった(^-^)

しかし残念ながらタイムアップとなってしまい小倉城に行ったところで我々の旅は幕を閉じる。
勢いで九州入りしたものの、滞在時間はごくわずか。

長崎県

熊本県

鹿児島県

など
大政奉還150周年スタンプラリー
でもスタンプが用意されている幕末縁の場所が九州にもまだまだ沢山ある。

とくに鹿児島県には是非一度行ってみたい。
前回長州ファイブと言う幕末にイギリスに留学した5人の若者達を紹介したが、実は
薩摩藩(当時の鹿児島県)からもイギリスに極秘裏に留学生が渡英している。しかもその人数は19人。さらに翌年にはアメリカにも6人の留学生を送り出している。
ちなみにこの頃犬猿の仲であった長州藩と薩摩藩の留学生達はイギリスで出会い親交を深めている。
日本と言う枠から飛び出した幕末の留学生達は世界の広さに触れ、藩や地域での『国』と言う目線から『日本と言う一つの国』の目線を体感し、勝ち取った最初の人物達かもしれない。
このイギリスでの留学生達の関わりをもう少し調べてみようと勝手に思ってます(笑)

幕末と言う時代に新たな世界、新たな時代を拓こうとしていた雄藩薩摩に一度は行ってみたいと思っている。

さてさて、私の過去の旅と重ねた維新の道
長々と夏が終わろうとしているのにも関わらず続けさせてもらった(^_^;)

だって秋にも縁の土地では様々なイベントが開催されるのだ!一例は↓


夏に行けなかったからって諦めることはありません!!
さらに今年行けなくても、来年は
明治維新150周年
まだまだ幕末のメモリアルイヤーは始まったばかり!
私もまだ行けていない縁の地に行きたいなぁと目論んでおります( ̄ー ̄)フフフ

改めてこちら↓に手引きを用意しておきますので興味がわいた方は是非一度は目を通して見てください(^_-)

大政奉還150周年スタンプラリー参加の手引き

と言うわけで維新の道の噺もこの辺で一旦閉幕とさせていただきます。ただこのシリーズ私の幕末熱が上がると再び再開するシリーズなんで(前回の伏見編など)また何か書きたいことが出てきちゃったら幕末噺を再び載せるかと思いますが、引き続き気が向いたらお付き合い下さいませ(*´ー`*)