『生』の夜のように暗い目のなかにある、黄金にきらめく一隻の小舟にささぐ。

「第二の舞踏の歌」より

わたしは近づくおまえを恐れ、遠ざかるおまえを愛する。

(中略)

そのつめたさが人の心を燃えたたせ、その憎しみがひとの心を誘惑し、その逃れがひとの心を束縛し、そのあざけりが――ひとの心にやさしくしみるおまえよ。

だれでもおまえを、この大いなる束縛者、籠絡者、誘惑者、探求者、発見者を憎まないではいられない!
だれでもおまえを、この無邪気で、あわただしく、疾風のようで、子どもの澄んだ目をした罪の女を、愛さないではいられない!


ニーチェ
『ツァラトゥストラはこう言った』


18歳の時にニーチェを読んでいたら、死んでいたかもしれない。今でよかった。今なら君の言うことに、涙を流すにとどめておける。

結果、ありがとう。