昨日は福寿会館と、望城亭にてお茶会があり参加してきました🏯


今回はお着物で参加しようと準備していたんだけど、あいにくの雨☂️


亡き母が雨下駄、雨コートまで揃えてくれていたのに一度も身につけた事がなかったので袖を通すチャンスと思って、少し迷ったけれど・・


雨があまりによく降るので結局、お着物はやめました😢



福寿会館は福山城内にあります。


待合のお軸がとても素敵でした🥰


若き日の太田道灌。

雨が降り、蓑を借りるべくある小屋に入ったところ、若い女が何も言わず山吹の花一枝を差し出したので、道灌は怒って帰宅した。


後に山吹には「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき」の意で、花は咲けども実ひとつつけない山吹。お貸しする簑さえなかったのだと教えられ、無学を恥じたという有名なお話らしいです。


外はしとしとと降る雨☔

なんてこの日にふさわしい掛軸なんでしょうね❣️


お茶席に行かせていただくと、こんなふうに季節や日本の良き物に出逢わせたり学ばせていただくことがあり、感動します🥹


準備される方々は大変だと思います😆


今回はお凌ぎ席が用意されていました。


そしてお濃茶。

主菓子は福富さんの『うらら』

桜の香りが微かに香る上品なお菓子🌸


春というのに床の間に生ける花が思うようには咲がなかったとの事、それもあってか華やかさよりも凛とした空気感。

お濃茶は良く練ってあり、おいしかった🍵


棚は窓に風情のある吉野。

棗は年代物らしくて、枝垂れ桜柳の蒔絵。

こちらは落ち着いた中にもにじみ出る絢爛な華やかさ。

目の保養になりました🌸


そして場所を移動してお薄茶は望城亭へ🏯

雨の茶室はしっとりたたずみ、良いですね。

松の木の後ろにお城がみえます。

本来なら桜の開花があっても良い時期なのですが、蕾はかたくてちょっぴり残念ではありました🥺


薄茶は今の時期ならではの釣り釜で。

釜が炭火の上をゆらゆらと揺れて、これまた風情がありますね。


干菓子は諸江屋さんの『万葉の花』

これは石川県の銘菓。


ここには地震の影響はなかったのでしょうか・・

まだまだ大変な、被災地の復興を祈りいただきました。



さて、お茶会が終わり久々に駅ビルに寄ってみた。


広島では有名な『むすびのむさし』

福山駅にもあったのね😊

晩御飯用に買って帰りました‼️


おにぎりの塩がちょっと濃く感じたけど、久々のむさしのおにぎり弁当🍙


私は酢レンコンと、甘辛く炊いたこんにゃくが好きなんだ😍


美味しくいただきました〜😊


60歳を前に再度習い始めた茶道。

この年齢になったからこそ味わえる日本の古き良きものや、侘び寂びの世界🍵


しみじみと味わい楽しんでいます😊