昨日は先生のお宅での初釜でした。


1月に淡交会の初釜でしたが着物を着なかった事に後悔し、今年は着付けも頑張ろうと決めた通り、昨日は着物を来て行かせていただきました😊


先生のご自宅脇の白梅はもう咲いていました😊


お庭に手水まで準備して下さり・・


炭手前


料理は『甚ごろう』さん


鱈の真薯に人参の花びら。

春を感じさせられるお料理でした。

お茶席のお料理は空間まで心をかけてあります。


お軸は・・
『池塘春草生 』ちとうしゅんそうをしょうず

池のほとり(堤)に芽吹きがある、春が来たんだなぁということらしいです。

冬枯れの中にひっそり息づく芽吹きに春の訪れを感じる、今の季節にぴったりのお言葉ですね。

南宋の詩人、謝霊運の長詩「池上の楼閣に登る」
池塘生春草、園柳變鳴禽。
「池塘ちとう春草しゅんそう生しょうじ、園柳えんりゅう鳴禽めいきん変へんず」から来ています。



福富さんの主菓子


棗の春の蒔絵が美しかった‼️


お茶碗も初釜にふさわしい見惚れるほどに煌びやかな松の絵

濃茶は千里の一歩と彫られた黒織部釉のお茶碗で。

お稽古のスタートにふさわしい!


久々の着付けに手間取り、朝早くからバタバタと支度をしました。

一年も着ないと、すっかり忘れていたので、今年の目標はお稽古に着物で参加すること‼️


ここに来てしまうとワープしたかのように茶道の世界に入り込みます。

そして何より着物でのお稽古は、気が引き締まりますね。


春を感じながら、日本人であることの喜びを存分に味わえた一日でした。