あと半年か1年か、私の日本帰国が延びました。

 

日本の小学校も通わないまま半分が終わり、

この4月から小学生後半の4年生になります。

 

 

 

 

日本に本帰国になった際、学校についていけるように家庭学習しています。

 

通信教育、くもん(ブラジルで人気)、オンラインレッスンなどは受けずに、

日本の市販のドリルを購入し、朝の学習を続けています。

 

 

日本での学習についていけるよう息子の学年範囲と、

息子がイヤにならないように息子が楽しめそうなもの、考えればできそうなものを判断して

私が選択し、横について、必要があれば教えています。

 

 

 

 

話を聞いている限り、

周りにいる外国人(ブラジル人ではなく、という意味)を見ていて、小学校中学年、高学年にかかる年までインターにいて、自分の国に帰って、その国の学習についていける子は、そんなに多くないように感じます。

 

海外に住めば、バイリンガルと思っている人も多いと思いますが、幼少期ロンドンにいるときですらバイリンガルを羨ましがられ(なぜならナーサリーの他の子のほとんどは英語しか話さず、親の言葉を理解できても話さなかったから)、そこに就学年齢に上がり、読み書きとなると、さらにハードルが上がります。

何歳からその環境にいるかも大きく影響しますが、1日の大半を過ごす現地語が強くなるのは自然なことかと。(うちは息子の日本語を母語として確立するために、幼少期の息子をナーサリーに通わせていたのは週3くらい、その分週5で通っている他の子よりは英語の理解力は低めでした)

 

 

ブラジルでポルトガル語環境に住んでいるブラジル人の子ですら、インターに行きながらポルトガル語を学習言語として習得するのは容易ではありません。

息子のクラスのブラジル人の子(家庭内はポルトガル語で流暢なポルトガル語を話す、くもんでポルトガル語と算数を習っている)でも、もうインターでないと無理、ポルトガル語での学習は無理とそのママは言っていたし、直接聞いてないけど多分他の子もそういう子が多い。(学校だけでは読み書き身につかないから、結構くもんに通ってるみたいですよと、私が他のブラジル人のママに教えてあげたりしている。笑)

 

 

国に帰ったら、その国の言語の学習に戻って行けそうなのは、多くがくもんに通っている日本人と、聞いたところによると土曜学校みたいな集まりがあるらしい韓国人くらいの印象。

クラスの中国人の子のママも、中国帰ってもインターしか無理だと言っていました。(中国人はそこまで多くなく、多分子どもが中国語の読み書きを習いにいけるようなところはなさそう)

 

 

2言語、3言語の環境で、子どもたちはみんな頑張ってると思います。

複数言語に触れる恵まれた機会であるとは思いますが、容易な道ではないです。

 

 

 

 

 

 

現在の息子の学習で、

作文、文章を書かせるということが欠けていると感じていますが(対策を検討中)、

それ以外は今のペースでとりあえずはいいかなと思っています。

 

本人がイヤにならず、納得して取り組めるのが1番だと思うからです。

 

学習時間で考えたら、同学年の子と比べて短いのではないかと思いますが、

こん詰めて勉強するような年齢でもないし、

必要な時にもっとこん詰めてすればいいと思うので、

今は勉強ばかりの生活にはしたくないです。(本人もだろうし、私も)

 

 

 

幸い、息子は本が大好きで、読書をずっとしているし、

そこから学校の勉強にも役立ちそうな知識を身につけることもあるので、

こんな感じで続けていければいいなと思っています。

(でも、夏休み、冬休みのときは、日々の学習量を増やします。夏休みコースなどに通いたがらない息子との1ヶ月以上は長く、時間はたっぷりありますからね😅)