葉隠的読書
読んでも分からない本を読みたい。読んでも役に立たぬ本を読みたい。読んでも分からぬ、役に立たぬ本に挑む。何でもわかろうとする己と決別するのだ。これぞ葉隠的読書である。


わかろうとする傲慢 
何十年、何百年前、、、、に書かれた書物をわかろうとすること自体が傲慢なのだ。高貴で野蛮な書物が似非民主主義に毒された自分にわかるワケがない。だから、わからぬまま進むのだ。そのとき文字ではなく、筆者がなぜ書かずにいられなかったのか、に寄り添っている自分に気づくだろう。


高慢の必要性
本は物を言わぬ。あーせい、こーせい、と物を言わぬ。だからこそ耳を澄まさなければならない。じっくり読まなければならない。同じ人間が書いたのだから分からぬ訳がない。ましてや母国語で綴ってあるのだから狼狽えるな。それくらいの気概、傲慢さで挑む。すると小さき声で本は語ってくれる。その時をいつも能動的に待っている。



イベントinfo.

① 1月21日 日曜日 10:30~12:00

会場:下町のハチドリshop&cafe(板橋)

◎ 課題本「執行草舟著/生くる」…当日、章を選出して輪読をしてから対話します。

◎参加費1,000円



② 1月23日 火曜日 19:05~20:30

会場:楽風(浦和)

テーマ:初心

◎ テーマに沿ったような本、漫画、映画などなどお持ちより頂き対話する読書会です。

◎参加費500円募金



③ 1月27日 土曜日 14:00〜16:00

◎ゲスト:著者 青木真兵さま

『山學ノオト4(二〇二二)』の出版を記念して、出版記念読書会を開催します。

◎会場:読書のすすめ店内

◎参加費1,500円


ご興味あれば、本のご購入は別になりますが、お気軽にご参加ください。ご注文は読書のすすめにて承っております。

https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=178797842



④ 2月12日(月・祝)14:00~16:00

会場:空中階さま(北千住)

〈テーマ作品〉

ジブリ映画『となりのトトロ』

『レイチェル・カーソン著【 センス・オブ・ワンダー 】』(新潮文庫)

参加費500円



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肚をつくる読書会HP