(私)「僕らは昔、日本はかつて軍国主義国家だと習ったよね。」
(妻)「そうやったね。」
「日本の歴史解説には嘘が多く、これもそのひとつやということや。日本は軍国主義国家などではなかった。」
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「えっそうなん? 今でも戦争もんの映画やドラマなんかでは、登場人物が日本は軍国主義って言ってるようなシーンが普通にあるように思うけど。」
「そもそもそういう映画やドラマが嘘ってこともあるけど、実際当時の一部のひと達も日本は軍国主義やと思ってたようや。でもそれは間違ってたんや。」
「どういうこと?」
「その前に、そもそも軍国主義とはなにかわかってる?」
「なんかえらそうやな。軍国主義って言うたら、とにかく軍中心、軍優先の政治が行われることとちゃうの。今の北朝鮮みたいに。」
「そういう印象を持ってる人、多いやろな。」
「そういうことじゃないと?」
「軍国主義っていうのは『常に国策の最優先事項を軍事とすること』を言うんや。」
「だから、さっきので合ってるやん。」
「軍事中心の一貫した国策が立てられておればな。」
「どういうこと?」
「第二次世界大戦中、日本の中枢では、始終政治家と軍人が争い、潰し合い、その軍も海軍と陸軍がいがみ合っていた。結果半年ごとに内閣が替わる体たらくや。そんなんでは一貫した国策など立てられず、また継続できるはずもないということや。それで軍国主義国家…ありえんな。」
「それでも総じては、軍事中心やったんと違うん?」
「敵の侵略を前に、国家として軍事力を強化するのは当たり前。こんなもんは主義とは言わん。日本は明治維新以降、西欧列強の世界侵略に対応する動きをとってきただけ。
脅威に備えた軍備増強、安全保障対策や。軍国主義というのは、平時有事を問わず、一貫して軍事中心の国策をやる思想や。その意味では潜在的な侵略思想を持ってる国と言ってもいいかもしれん。」
「でも、でも、長い間軍備増強に勤しむうちに、『主義』にまでなったってことはないの?」
「だったら、明治維新からの仕上げとして、大戦前には『主義』として仕上がってたはずやけど、実際には国策がバラバラで、『主義』と言えるほどの一貫した国策を打ち出せる体制にはなってなかったということや。そういうことからしてもこの国は侵略思想は持ち合わせていなかったということや。」
「なるほど。それじゃあ、北朝鮮は軍国主義国家でいいわけ?」
「そういうことや。あの国が掲げる『先軍政治』は、まさに軍国主義そのものや。
朝鮮労働党による一党独裁の『ファシズム国家』であり、『軍国主義国家』ってことや。」
「ファシズムって?」
「国家を超えた『一党』が支配する全体主義体制のことや。」
「ということは、かつてのナチス・ドイツやソ連、今の中国もそういうこと?」
「そういうこと。だけど日本のマスコミは中国のことをファシズム国家とは呼ばんけどな、例によって。」
「相変わらず『ゴミ』ってるってことか。」
「さあそこでや、かつての日本はそのファシズム国家だったかといえば、そうではなかった。しかし、反日の連中は『天皇制ファシズム』なんて呼んで、さもファシズム国家だったかのように言いたてよる。」
「日本は英国と同じように『立憲君主制』の国だし、そもそも古代より『権威』と『権力』を分離する国体が伝統やのに。ちっともわかってない。」
「いや、本当は十分わかってて、その上でひとを騙そうとしてると思うで、反日の連中は。いかにも日本は支配者が恣意的な統治を行う専制国家みたいな国やって言う風に。」
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「最低やん。」
「反日政治家、反日学者、反日マスコミは、人を騙してなんぼやからね。
とにかく日本では『一党』が憲法以上の存在となって支配する体制など一度としてあれへん。まして戦時下などは、『大政翼賛会』といって党自体が消失していたんやから尚更や。」
「なるほど、そもそも日本は侵略思想など持ち合わせておらず、あくまで攻め寄せる大国に対する安全保障対策を取り続けたに過ぎなかった。実際、首尾一貫した国策が立てられない、ある意味情けない状態にあり、とても『軍国主義』になれそうもなかった。もちろん日本の国体上、『ファシズム国家』でもなかった…ということ?」
「そういうことや。」