財務省解体デモが全国に広がり衰える気配がありません。少なくとも7月の参院選辺りまでは、その主張、要求が政治・経済、暮らしに直結するものであることから、広がりこそすれ萎むことはなさそうです。
デモ拡大が止まらないということは、賛同者が増え続けているということであり、デモに足を運ぶほどのエネルギーや時間は無くとも「共感」しているひとの数まで考えると、そのすそ野は相当な広がりがあると思われます。
その一方で、これを批判する人たちも現れました。
ただしその批判は、聞くに堪えないものばかりです。
たとえば有名どころでは、ひろゆき氏や堀江貴文氏、または竹中平蔵氏などです。彼らはこぞって「全くの無駄」「無意味」と言い放ち、堀江氏に至ってはデモ参加者を「無能、怠け者」呼ばわりです。また経済の専門家と称するひとや大学の先生でも、単なる「物乞い」、「うっぷん晴らし」と吐き捨て、冷笑するといった具合です。
批判は自由なのですが、彼らの言い分を聞いていると、どうもデモの目的や趣旨をちゃんと理解しようとせず、「もの知らず」「常識がない」と頭から決めつけ、馬鹿にする、見下す。そんな感じです。意識高い系がよくやるヒステリーでしょうか⁉
批判するなら「なるほど」と聞き手を納得させるものを用意してほしいですね。
ところで、こうした声を利用しようと乗っかってくる輩がいます。財務省の工作員なんでしょうね。デモの正しい主張をデマだと吹聴する。油断も隙もありません。その典型がこの人。
25年4月7日 東京財団レビュー記事:「財務省都市伝説」の虚実と財務省の反省点 を発した元大蔵官僚で東京財団研究主幹の 森信 茂樹氏 です。
彼の主張は、
正しい根拠に基づくデモならその主張を世の中に訴え、広げることに意味はあるが、果たしてどうか。その根拠はすべて「都市伝説」つまりデマだ。だからそんな馬鹿なデモはさっさとやめるべき。真面目に働いている財務省職員に迷惑だし、国益を損ねる。
そんなところでした。
記事をご覧になればわかりますが、「正しい主張」をひとつひとつ潰し、「デマ」に塗り替えるやり方で、しっかりプロパガンダしています。
その彼が「都市伝説」つまりデマだと批判する内容が以下のとおりです。
(1)財務省はこの30数年緊縮財政を行って国民生活を貧困化させた。
(2)自国通貨建てでファイナンスできる国はいくら国債を発行しても財政破綻しない。
(3)「経済」より「財政」を優先してきた。
(4)税収は上振れしているので、取り過ぎた税金分を返すべきだ。
(5)減税したら、経済が回復しそれ以上の増収になる。
(6)財務省は政治を凌駕する力を持っている。解体して歳入(税)と歳出(予算)を分離すべきだ。
(7)増税に反対する識者のところには税務調査が来る。国税庁を分離すべきだ。
(8)増税を行った者は出世し、減税を行った者は出世しない。
いかがでしょう、これ、都市伝説でしょうか。いやいや概ねこの通りですよね。
次回以降、森信 茂樹氏の財務省解体デモ批判への反論を通じ、財務省の手先が放つデマを明らかにし、同デモの正当性を皆さんと共有していきたいと思います。
次回に続きます。
