車椅子の変遷 | 在宅介護の記録〜2005年11月9日から今日まで〜

在宅介護の記録〜2005年11月9日から今日まで〜

2005年11月9日くも膜下出血に倒れた母。その日から姉妹で在宅介護を続けてきました。今までそしてこれからのこと、あれこれ綴りたいです。

17年間の療養の間に車椅子は2台使いました。

寝たきりなのに車椅子⁈って思うかもしれないけど、母は週4回、訪問看護師さんの付き添いの元車椅子に乗っていました。

なぜなら、車椅子に乗ることで体幹をしっかりさせて座るのに必要な関節の動きを維持することができます。そして体を起こすことで、肺が縦長になり痰も出しやすくすることができるのです。あと、反応を見ることはできませんが視界が変わって母の刺激にもなっていたと思います。

時間は長い時でも30分。日によってはいろいろなケアが重なって時間がなくなってしまうこともありました。それでもわずか5分でもいいから乗るようにしていたのです。


初代車椅子は

このタイプでした。色は違ったけどデザインはこれ。

そして途中からこのタイプに変更しました。


こちらは初代に比べて座面や背もたれのクッションも良くて座り心地が良さそうでした。(私たちが座ってみてもふかふかで気持ちよかった(笑))


この2台のおかげで母は年2回だけのお出かけも毎年欠かさず続けることができたのです。