受験勉強を早く終えたい

 

個人的な見解ですが

 

受験勉強は

 

あまり長くやるものではない

 

と思っています。

 

 

 

勉強内容の9割が暗記で

 

ほとんどがクイズ

 

のようなものですから

 

社会に出てから必要となる

 

独創性、発想力、発言力などの

 

非認知能力とは

 

関係ないからです。

 

 

 

だからこそ塾生たちには

 

少しでも早く

 

受験勉強を終えてもらって

 

次のステップに進んでもらいたいと

 

思っています。

 

 

 

受験勉強には

 

対策もコツもありますので

 

短期間で効率よく

 

勉強することは可能です。

 

 

本人のやる気さえあれば

 

中学3年間の勉強を

 

1年間で終わらせることもできます。

 

  受験は平等

 

日本の受験制度は

 

古いのですが

 

ただ一つだけ利点があります。

 

 

 

それは

 

「誰でも受験できる」

 

ことです。

 

 

 

それも

 

暗記が得意で

 

コツコツ勉強する人には

 

極めて有利な制度。

 

 

 

海外の貧困者のように

 

お金がないから

 

学校に行けないことは

 

日本では

 

ほとんどありませんので

 

必要最低限の条件さえ整えば

 

全て人が受験できます。

 

 

 

 

学校に行かなくても

 

高校卒業認定試験(旧大検)で

 

大学を受験できますし

 

 

受験に向けて

 

独学しようと思えば

 

図書館もインターネットもありますので

 

最低限の環境は

 

整っているはずです。

 

 

 

そういう意味では

 

学習の機会は

 

誰にでも与えられているので

 

受験をどう利用するかは

 

本人の考え方次第なんですね。

 

 

  とはいえ、子供の性分も考慮する必要がある

 

暗記ができて

 

努力を惜しまなければ

 

誰だって

 

勉強できるようになるのですが

 

 

 

生まれつき体力がない、

 

暗記が不得意、

 

読み書きが苦手、

 

1つのことに集中できないなど

 

受験勉強に

 

不向きな子がいるのは事実です。

 

 

 

受験するためには

 

ハンディになってしまう要素を

 

カバーすることが大切になります。

 

 

 

身体的な問題を除いては

 

少しでも自分の成長を感じられるように

 

学習スキルやセルフコーチングスキルなどを

 

教えてあげると

 

無理なく学習を続けることができます。

 

 

 

そうなると、やはり

 

プロの指導者が必要になりますよね。

 

 

 

実際、

 

一人で受験に立ち向かおうと思っても

 

正しい対策を練ることが

 

できない場合が多いですし

 

 

自分の性分に反し(受験に不向きな性格)

 

他人と同じことをやっていても

 

結果は出せないものです。

 

 

 

  受験の先にある「もっと大切なこと」

 

結論を言えば

 

受験に向いてる子は

 

受験を頑張ればいいですし

 

 

不向きな子は

 

そこそこ頑張ればいい

 

という考え方で

 

いいのではないでしょうか。

 

 

 

もちろん受験せずに

 

社会に出る方法も

 

たくさんありますよね

 

 

 

 

えーーーっ!

 

塾の先生なら

 

「そこそこ頑張ればいい」

 

なんて言っちゃダメじゃないのーっ?

 

という声が聞こえてきそうですが

 

子どもの能力を

 

見限ってるような意味で

 

言っているわけではありません。

 

 

 

何を言いたいのかというと

 

受験は人生のゴールではなく

 

単なる通過点でしかない。

 

 

受験よりも子供たちが

 

学校という環境から離れた時に

 

どうやって生きていくのかを

 

考えさせる方が

 

ずっと大切だということです。

 

 

 

塾の授業の合間に

 

人生のことについて

 

色んな話をしています。

 

 

 

話の内容は

 

学校との繋がりがなくなった後は

 

どうするの?

 

というテーマになるわけです。

 

 

 

 

ですが、

 

「将来何になるの?」

 

「将来どうするの?」

 

 

という質問はしません。

 

(コーチングの観点からも

 

あまり良い質問の仕方ではありません)

 

 

 

今の子供たちは

 

「仕事の種類が多くて選べない」

 

「何が自分に合っているのか分からない」

 

ので、この質問に

 

簡単に答えることができません。

 

 

 

 

ですから

 

考えるさせることは

 

将来の仕事のことではないのです。

 

 

 

 

では

 

自分の将来を考えてもらうために

 

最も有効な質問の仕方は

 

何だと思いますか?

 

 

 

これは実際に私が

 

子供たちに質問し

 

必ず反応があるものです。

 

 

 

 

それは・・・

 

 

 

どうやって生きていけば

 

自分は幸せなになれますか?

 

 

 

すぐに答えは返ってきません。

 

しかし、子供たちは

 

いつか必ず答えてくれます。

 

 

 

 

自分にとって

 

幸せってなんだろう???

 

 

 

そう考えることで

 

人生の方向性を見つけます。

 

 

 

人生の答えは

 

人それぞれです。

 

 

 

ですが、

 

人生の歩み方は一つしかない

 

私は思っています。

 

 

 

 

それは

 

自ら考え

 

新しいことにチャレンジし

 

実行する能力を付けること。

 

 

 

世の中に「安定」というものは

 

ありません。

 

 

地震が起きることもありますし

 

事故に遭うこともあります。

 

 

 

コロナのような疫病が流行り

 

仕事を失いことすらありますので

 

安定した職業なども存在しません。

 

 

 

21世紀になって

 

考えもしなかった戦争すら起きました。

 

 

 

 

でも人間は

 

どうにかこうにか

 

生きていくしありません。

 

 

 

状況や環境が変わっても

 

それに対応できる能力を

 

付けることが如何に大切か。

 

 

 

もし子供たちが

 

自分の幸せを求める中で

 

この考え方に行き着いたら

 

もう立派な大人ではないでしょうか。

 

 

 

これが受験よりも

 

ずっと大切だということです。

 

 

 

とにかく受験にさえパスすればいい

 

という小手先の対応は

 

特進アカデミーではしていません。

 

 

 

受験勉強を通して

 

その先の人生を見据えて

 

もらえるようにと

 

常に考えています。