黄色いDiary 173◇2015/2/20 | copain (Ameba出張所)

copain (Ameba出張所)

強火智担で根っからの腐女子のあややがひっそりまったりと某気象グループの長男×四男の【J禁P禁】を取り扱っている駄文サイトです。
アメンバー希望の方は“【2023/07/17改訂】アメンバー申請について”(2023/07/17)をご覧下さい。

某気象グループの長男×四男の
J禁P禁を取り扱っている駄文サイトです。

◇18歳以下
◆J禁、P禁ってなに?
◇BLってなに?
◆ONは受け入れられない!
って方はご遠慮下さい。

゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚+


ねぇ。
そんなに、俺に
ヤキモチ妬かせたいの?

寿司屋じゃなくて
家に行って手料理、って。

そりゃね。
美味しかったんだろうし。
そのほうが気兼ねなく話せるかも知れないけどさ。

先輩にはしたことない、って言ってたじゃん。
亀の『初めて』の人になりたいの?

んで、酒なんか飲んじゃってさ。
ふにゃふにゃに可愛くなってさ。
甘えちゃったりするの?

そしたらさ。
アナタなんかさ。
・・・組み伏せられちゃうよ?
簡単に。。。

俺、なんか、ヤだな。。。
なんか、じゃないな。
それ、ヤだ。。。

もう!バカ智!!

幸せそうに眠っているから
なんだか、腹が立って。
ほっぺたむにー、って引っ張ってやる。


目を覚ましたアナタが
驚いた顔して俺を見る。


「かじゅひたひ…」

「知らない!」
 

最後にぎゅーっと、頬を引っ張って。
俺は寝室を出た。
俺の方こそ、子供っぽいね。

でも、甘えていいんでしょ?
我慢しなくていいんでしょ?
じゃあこれくらい許してよね。

転げ落ちるような音がして。
寝室から追いかけてくる。

 
背中向けてる俺を
後ろからぎゅっと抱き締めて

「カズ??」


って。
不安そうに。。。


「また、俺、言った?」
 
 
とりあえず、コクンと頷く。


「金曜…
 メール…
 ぁ。。。
 
 だって、さ。
 2人で寿司とか無理だもん。
 だから、あー言っとけば、さ…」


どんどん、声が小さくなる。

 
今日の所は許してあげる。
ちゃんと、気付いてくれたから。


「もしほんとに誘われたらさ
 一緒に行って?」


そんなん、亀に悪いじゃん。


「カズなら大丈夫だろ?
 俺、ちゃんと言う」


何を、よ?


「1人で家には行けないって」


不自然じゃん。
男同士、先輩後輩なんだし。
2人で家でも、問題ないじゃん。


「カズ」


俺がさ。
勝手に妬いてるだけなんだから。
気にしなくていいよ。


そう、言えたらいいのにね。


「カズ」


もう一度、優しく呼ばれて。
顔を上げたら優しく微笑んでるアナタが居て。


もう。。。


「・・・ごめん」


素直に口から出た。


アナタはふにゃって笑って。


「ヤキモチ、嬉しい」


俺のこと、ぎゅっと抱き締めて
優しいキスをくれた。


わかってる。
愛されてる、って。
ゴメンね。


「カズ、かーわい♪」


ますます目を細めて。
愛しくてたまんない、って顔してくれるから。
俺もきゅ、って。
アナタのスエット、握って。


「・・・ダイスキ」


耳元で小さく伝えた。