『要の台所』落合由佳・作(講談社)高学年~中学生向け
隣に引っ越してきた外国人の女の子との交流
料理を通じて国際理解。
テーマもいいし、筆力もあると感じた。
気になるのは、登場人物のニックネームのつけ方。
そんなに肩ひじ張らずとも。品格がすけて見える。
『6days 遭難者たち』安田夏菜・作(講談社)
安田さんはどこまで行くんだろう。
ショッキングな展開とともに、
子どもたちの生きずらさ、心情が切ないほどに響いてくる。
読み進むのが苦しいほどだが、読むのを止めさせない強さがある。
作者プロフィールに教育大出身とあった。そうだったのか。