久しぶりの東京芸術劇場。

相変わらずのアカデミックさで、いささか気恥ずかしくなる。

 

それはさておき、ショスタコーヴィッチのコンサートに行ってきた。

ショスタコーヴィッチの交響曲第7番「レニングラード」

今この時期にショスタコーヴィッチ、小澤征爾さんが亡くなったばかりでこの演目。

急に決まったわけではないだろうから偶然の一致だろうが、

新聞の読者招待の記事を見て、だめもとでネット応募したら、運よく当選した。

 

バセドウのオペをした後、音程が出なくなり、コーラスもカラオケも一切いかなくなった。

自然と音楽活動とかコンサートからも縁遠くなっていたが、

久しぶりのフルオーケストラ、生演奏。生き返った心地。

 

ショスタコーヴィッチを育んだ国が、今は悪魔の所業を繰り返している。

我が国も似たようなものだが、どうしてこういうことになるのかな。

嘆いてもがっかりしても、おばさん一人があれこれ言ってもどうにもならんのだが。

情けない。