最近読んでいるAmeba漫画「子供を殺してください」という親たち
氣持ちはわからなくもない。
手に余る子供たちもいるだろう。
親は子供と一緒に成長するものだと思う。
とはいえ親の言動でどれだけ傷つき、精神を病んでしまう子供がいることか…
私は軽い氣持ちで子供をつくる人たちに嫌悪感を感じる。
親は自分のために子供を産む。
その子供の幸せではなく今、生きている自分のためだ。
自分のために子供をつくっておいて「産んでもらった事、育ててもらった事に感謝しろ」とは、なんて厚かましい。
私自身、ひどいパニック障害で引きこもりになったが、ひきってもコミュ力と運、そばで支えてくれる恋人や友人に恵まれたので相当に幸福なケースだったと思う。
この世界にはもうどうにもならないくらいボロボロになってしまった人たちがいて。
そうなってしまった人たちは助けを求めることすらできない。
…彼らはどんなに壊れてしまったとしても私たちと同じように感じる存在だ。
声を上げられない存在に目を向ける。
彼らのことを知る。
それは全ての人にとって必要なアクションだと思う。
この世界の闇は弱者の視点で見なければ見えてこない。
マジョリティは自身がいかに特権的な立場にいるのか知るべきだろう。
誰かの痛みを無視している限り、幸せにはなれないことも知るべきだと思う。
自分1人では幸せにはなれない。
誰かの痛みが見えるのなら、それは自分自身の痛みなのだから。
痛みを無視しないこと。
声なき声を無視しないこと。