阿波尾鶏の小躍り部屋
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葬儀


次の日の夕方、マロの葬儀を行った。動かなくなったマロがまだ部屋にいた時は、いろんな音が聴こえていた。マロが息をする音、歩く音、水を飲む音、ご飯を食べる音。耳にしみついていたんだな。

なのに、マロがいなくなった部屋は、なんの音もしない。一気に広くなった部屋。何かが足りない気がする部屋。

まろぉ、まろぉ、まろぉ………

まろぉぉ…………


まろぉ



まだ全然、思い出すと辛いし、整理がついていません。


だけど、ブログはここで終わりにします。


読んでくださった方、本当にありがとうございました。

photo:01






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続き


マロの後ろ足にテープが巻かれ、先生が血管を探している。針を入れるための血管を。が、うまくいかない。前足にかえ、再度血管を探す。が、またもうまくいかない。
マロはあまり暴れない。もう暴れる気力はない。息が早い。

3度目。やはり後ろ足にかえ、血管を探す。

見つかる。

針をさし、注射器に血が流れ込んだ。
その血が逆流すると、同時に薬がマロの中に入っていく。

ものの、10秒。


マロの息が穏やかになった。

すぅ。

本当にすぅ、と穏やかになった。

目だけを見ていた。マロの目しか見れなかった。しかし、マロはこちらを見ていない。まっすぐ前を向いている。

瞳孔が開いたり、閉じたりした。お腹に手をあてていたが、息がだんだんなくなっていく。

先生が聴診器をお腹にあてる。



終わった………


もう、動かない。





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その日③


20時30分、先生と助手の方が到着。先生は術衣を着てくれていた。

薬は2種。

説明を受けたが、その間、顔をあげてまともに話をきくことはできなかった。声もだせず、ただ先生の言葉に頷いていた。


………………



まだあまり思い出したくないけど、ちゃんとブログという記録に残しておきたいです。ただ、続きが書けない………

まともに書けない…………

ごめんなさい。
またしばらくしたら、書かせていただきます。
ここまでお付き合いくださった方、本当にありがとう………


ではまた………


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