特別公開 高御座と御帳台(東京国立博物館) | 玉子な玉子の大冒険3〜アートと映画と本の世界 そして、ぷちっと世間話

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はじめまして。
主に、仙台近郊での博物館、美術館、おんがく鑑賞など。

ぶらり小さな大冒険の記録です。

たまに、県外や東京にも飛び出していたりします。


よろしくお願いします!


●高御座と御帳台

⭐︎特別公開 高御座と御帳台
令和の天皇即位を記念して一般公開された。
現在の高御座と御帳台は、大正天皇即位の際に使用したものをそのまま使用している。

高御座は、古代から用いられていたが、御帳台は近代以降に皇后の御座所としてもちいられるようになった。

⭐︎おススメ度★★★☆☆

⭐︎自分なりの三行評価
権力者の御座所ではなく、神のまします場所なのだと思いました。テレビでは伝わらない、威儀というか厳かな佇まいを感じました。


●御座所

日程的にギリギリの駆け込みだったせいもあり100分待ちでした^_^


●御帳台

御座所より、御帳台のほうが少し小さいです。

飾りも若干、質素でした。


●背面

ぐるっと一周して360度みることができました。

当時の工芸技術の粋を集めて造られたに違いありません。が、止まって鑑賞することは難しかったです。

それでも、神聖な場所、という雰囲気が伝わってきました。
敗戦後、人間宣言するまで、やはり天皇は、現人神だったのだな、とつくづく思わせる品でした。

並んだ甲斐は、あったと思います。


第2展示には、女官、文官、威儀の者の衣装展示がありました。


裳も美しいですね。



次回、見ることができるのは、次の天皇が即位するとき。

令和が、平和でやすらかな時代となりますように^_^