昨年、老撾(ラオス)の首都万象(ビエンチャン)と雲南省の省都である昆明間に国際鉄道が開通した。総距離は1000キロを越え、中国側が613キロ老撾側が422キロとなっている。時速160キロで昆明万象間を3時間で繋いでいる。将来的には泰国(タイ)、
馬来西亜(マレーシア)、新嘉坡(シンガポール)を繋ぐ構想がある。老撾国内ではこの鉄道の開通が、今まで陸の孤島であった老撾に経済効果をもたらすとして、歓迎する声がある一方で懸念する声も上がっている。その理由はこの鉄道の総事業費6800憶円のうち中国側が7割、老撾側が3割を負担しているのだが、老撾はその費用を捻出する為中国に
3955憶円を借り入れているのだ。この鉄道の収益が上がらず中国に借入金を返済出来なければ、老撾側の権益を中国に譲渡しなければならない事態が発生する恐れがあるからだ。中国共産党のことだから、それらも既に計算に入れて貸し付けている可能性は充分ある。

