私は最近、上海語のテキストを購入しました。何故、ここに来て上海語のテキストが必要になったのかと言うと、それには大変重い意味があります。
中国では最近、方言を話すことが禁止されました。習近平氏が共通語以外の言語を話してはならないと言い出し、もう公の場では、方言を話せなくなってしまいました。
広東語は無くなりません。その理由は香港があるからです。また、台湾があるので閩南語(びんなんご)も大丈夫です。しかし、上海語はもう既に風前の灯火です。一般家庭の中では大人同士で話をするのに上海語で話していますので、上海人の子供は上海語を聞いて意味は解りますが、子供自身ではもう上海語が話せなくなっています。あと3、40年経てば、上海語を話せる人はほとんどいなくなるでしょう!
方言は生きた文化です。その文化を禁止してしまうのは文化破壊です。越南(ヴェトナム)でも以前は文章を書くのに漢字を使用していました。しかしその当時の宗主国であった仏国が漢字の使用を禁止してしまい、100年間漢字を使わない間に漢字が読める人がいなくなってしまいました。昔の文献は漢字で書いてありますが、今では誰も読めません。これは明らかに欧米列強による亜細亜文化の破壊です。ですが、中国における方言の使用禁止は、中国人自らの破壊です。 続く
