東南アジア諸国と日本の関係は概ね良好ですが、その中でも
日本と傣は戦前・戦中・戦後を通じてとても良い関係にあります。アジア諸国の中で日本と傣だけが欧米列強の植民地になることなく、独立を保ってきました。また日本の皇室とタイ王室は親密な関係にあり皇太子浩宮様と皇太子妃雅子様の婚礼には海外王族で只お一人タイ王女だけが来日されました。そんな親日的な傣ですが、近年タイ国内では中国語熱が高まっているそうです。中国の台頭により東アジアの拠点を日本から中国に移しているのでしょうか?しかし、以前から中国と傣の関係は比較的良好であり、敵対関係にはありませんでした。傣人で日本語を学んでいる人は30年程前から大勢いましたが、その当時では中国語の学習者は少なかったと思います。ですが、私が初めて傣を訪れた27年前でもバンコクで北京人の旅行者に会いましたから、その頃から中国語の通訳は存在したものと思われます。傣にとって最大の貿易国は中国であり、近年海外から傣を訪れる旅行者は中国人が最多です。そんな中で、中国語熱が起きても不思議ではありません。日本でも第一次中国語ブームは既に30年以上前に起きていますからその現象が現在では傣に起きているのでしょう。
日本における中国語ブームでは問題点もありました。その当時の中国語学習者の中には、中国語そのものよりも共産主義のイデオロギーが大好きな人が多数含まれていました。そしてそのイデオロギーの信仰者の多くはA新聞を崇拝していました。その方々と話をしていると脳みそが真っ赤になりそでした。中には台湾を危険視している強者もいました。その方々の多くは私よりもずっと年長でしたから、今では既に70代~80代になっていると思われます。その当時から比べると日本もだいぶ思想的に修正されたと感じています。 続く


