近年、新疆ウイグル自治区ではウイグル族を中心とした少数民族と漢民族との融和政策がとられている。中共政権が選んだ漢族の家族を「親戚」として少数民族の家庭へと訪問させて民族間の文化や生活習慣を越えて相互に理解を深めてゆくという政策だ。

しかし、表向きには民族融和を大義名分としてはいるが、その裏にはある目的がある。その目的とは「親戚訪問」したウイグル族の家庭には本当に戸籍に登録されている人が居住しているかどうか。戸籍に記載されている人以外の人間が同居している事がないかどうか。中共政権に対する忠誠心の程度。子供に反中的な教育をしていないか等。親戚としてウイグル族家庭を訪問する漢族一家は、実際にはウイグル族を監視し情報収集を行うことを目的とした工作員一家なのだ。工作員一家は子供連れでウイグル族家庭を訪問し、子供同士で遊ばせてその家庭の子供がどの程度漢語を話せるか等も調査しているらしい。この場合の漢語とは中国共通語の普通話だ。私は以前から何度もこのブログに書いているが言葉とは生きた文化であり、それぞれの民族や地域に独自の言語が存在する。それを国家権力により強制的に禁止してしまう事に対して強い違和感を感じる。それが可能だからこそ独裁国家といえるのかもしれないが!? 続く