今回の人災で、涿州市(たくしゅう)の死亡者数は中国共産党の最高機密となっている。死亡者数が外部に漏洩する事を中共は非常に恐れている。涿州市では既に水は引いているが、且つて賑わっていた鼓楼大街(ころうだいがい)では、多数の店舗が洪水と共に消え去った。道路には洪水により、流されて来た大量の瓦礫が積み重なり、場所によっては1m以上に達している。
北京では門頭溝地区(もんとうこう)の被害が深刻で、洪水により死者多数、一部の村は水没した。やはりこれも、事前告知なし、警報なしにダム放水したことによる人災に原因がある。門頭溝地区では水が引いた後、辺り一面荒廃した土地に変わり果てた。被災者たちは人災で荒れ果てた故郷の跡片付けを始めているが、肉体的にも精神的にも疲労困憊している。
今回、北京当局が複数のダムを同時に放流した結果、覇州市が(はしゅう)かなり広範囲に渡り浸水した。家屋崩壊、市民が水に閉じ込められる深刻な被害が発生した。だが、中共メディアは、「災害全てが豪雨によるもの」と主張し、地元被災者の怒りを引き起こした⇒8月5日覇州市の多くの被災者が市庁舎前に集まり「当局のニュースは捏造であり、誤解を招く世論誘導だ!」と抗議した。
8月7日覇州の一部市民が当局の説明を求めて政府庁舎を訪れたが現場では、警官が催涙スプレーで一般市民を襲撃し、参加者の中には頭から流血した人も出た。また、唐辛子混入水を顔面に浴びせられ、目が真っ赤に腫れた人の姿もあった!
今回の人災で地方政府の役人たちは、市民が洪水に流されている時には何処かに雲隠れして、公の場には姿を現さなかったが水が引いた後になって、河北省共産党委員会書記が公の場に姿を現した。しかし、被災者に対する労いの言葉・見舞いの言葉は一切無く、自分の周囲に集まった政府メディアに向かい「首都北京の堀の役割を果たした」と言い放った! 続く
