今回の「幸福度世界一」の報道に対して、中国問題のある専門家は「鎖に繋がれた徐州の8児の母」「唐山の集団暴行事件の女性」「胡鑫宇さん事件の家族」も幸せだと言えるのか?と強い疑問を呈している!

鎖に繋がれた徐州の8児の母⇒昨年2月江蘇省徐州の農村で首に鎖が巻かれた状態で、氷点下の小屋に監禁された女性がボランティアの人権団体に発見された。女性は子供の頃拉致されて女衒(ぜげん)により監禁されていた農家へ売却された。その農家で子供を8人産まされただけでなく、その女性を購入した男性(夫)の了解の上で地元政府の役人(複数)から凌辱されていた。女性は精神に異常をきたしている。

唐山の集団暴行事件の女性⇒

河北省唐山市の焼き肉店で食事中の女性に対し、複数の男性が集団暴行を加え歯の折れる重傷を負わせたが、地元警察は犯人の無頼漢たちに相当の処罰を行わず、中国社会に警察と黒社会の癒着が蔓延している事実が問題化し、議論が沸騰した!

胡鑫宇事件⇒江西省鉛山県で昨年10月行方不明になった15歳の高校生男子が1月28日変死体となり発見された。地元警察は「首吊り自殺」と断定してわざわざ記者会見まで開いた。だが状況証拠に矛盾点が多数あり、地元警察ぐるみの臓器摘出目的の「他殺」であるとの疑いが。

鎖に繋がれた女性、集団暴行に遭い歯を折られた女性、変死体となった高校生男子とその家族これらの中国人たちも幸福感を感じられると言うのだろうか?

           終わり