趙立堅報道官が左遷された理由に関しては様々な憶測が飛び交っている。左遷される以前からうつ病を患って精神科に通院しているとの報道があったり、夫婦喧嘩をして妻に怪我をさせ、精神科医から双極性障害と診断されたとの報道もあった。双極性障害とは、鬱状態と躁状態が交互に繰り返される精神疾患で、以前は躁鬱病(そううつ病)と呼ばれていた。精神障害を起こす人は基本的に真面目で繊細な人が多い。自分自身の考えと中国共産党から指示される方針と言うかあの人の言動が完全に同じならば、鬱状態になる事はないと思うのだが、趙氏は精神科に通院していたらしい。本当は気の弱い小心者で「戦狼外交の顔」を演じていただけなのかもしれない!

12月上旬香港メディアは趙氏がコロナウイルスに感染したと報じた。その際趙夫人の湯天如氏が微博(ウエイポー)に「解熱剤・風邪薬が入手困難!薬は何処へ行ってしまったの?」と投稿し、報道官でさえ薬が入手出来ない深刻な事態である事を暴露した。しかし、一般市民からは「報道官が薬を入手困難なんて噓だ!」「庶民ぶってる」など非難が殺到し投稿を削除した。この投稿事件も左遷の一因ではないか?との報道もある。

可哀想な趙立堅報道官、精神障害まで起こして、あんなに一所懸命がんばっていたのに上層部の都合で表舞台から消されてしまった。でも、あの人の気が変われば、またいつか再会できるかもしれない!

趙先生保重身体、再見。

趙さんお体に気をつけて、さようなら。       終わり