導き | 河島アンナのブログ

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39のとき、派遣会社に登録をした。




そのとき初めて販売のお仕事に携わった。



でも、10日も働いてないと思う。



吉祥寺のシックスパットのお店に配属された。




販売というお仕事が生まれて初めてで何もかも初めて。




当然なんのスキルもないあたしに出来るわけもない。

  



館のシステムもわからない。



パソコンのスイッチもわからない。




レジなんかわかるわけがない。




すべてがしっちゃかめっちゃかに終わり10日足らずで首になった。




考えてみたら、それが販売のスタートだった。




40歳になり、その派遣会社の新しいあたしの担当があたしを見つけ、お仕事の営業をしてきた。





『藤崎さん、一緒に頑張ってお仕事見つけましょう!』そうあたしの担当は意気込みあたしに仕事を提供してくれた。




4月いっぴからバッグや旅行関係のグッズの店に入り、2ヶ月間働いた。



そこは店長が優しくて、あたしがレジ明けとレジ閉めが出来ないことを悟り、中番だけやらせてくれた。




次の現場は6月から8月まで。




そこは伊勢丹の婦人服売り場。




あたしとしては、その店のセンスと雰囲気が好きじゃなかった。




その店はあたしがポンコツなのはわかっていたけど、3人しかいないので、2日目からは普通に1人でレジ明けもレジ閉めもやらせた。


そのスパルタっぷりであたしは死に物狂いで業務を覚えた。



百貨店は怖い。




色々な圧が耐えられないのと、全体的に厳しい。




逃げるようにして辞めたあと、あたしは雑貨屋に秋から冬まで入った。




雑貨屋も雑貨屋であたしには向いておらず、毎日苦しかった。




店長もハタチで若いから、あたしみたいな例外は取り扱ったことはなく、当然腫れ物扱いだった。




あの2019年の一年間の修行みたいな時期があたしを販売の世界へ導いた。



41,42は飲食に戻ったけど、どういうわけか夏の百貨店の婦人服売り場のアパレルの感覚だけ忘れなかった。





あれをきっかけにあたしはまた一昨年から去年にかけても一回アパレルを潜り、そして今年の春に見つけた。





あたしは30代、水商売と飲食を掛け持ちしながら迷ってた。




水商売はいつまでも出来ない、でも飲食にもハマらない。



何のお仕事が向いてるかな?と悩んでた。




だから、今のお仕事はセカンドステージだと思う。




あたしの迷い込んだ最初の偶然が道を拓いた。




偶然はいつも偶然ではない。



 

 

 

 

 

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