にのあいフィクションです。
*ご注意ください
つづきです。

少しだけツアーのネタバレが
入りますので
お気をつけください🙇‍♀️





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『さっきもチーズケーキ
 食ったじゃん。』



『フルーツは別腹だからね。
 ニノもビタミンC取った方が
 いいんじゃない?』




楽屋にメイキング用のカメラが
入ってる時は
オフの時間に見せて
オンの状態だから


結構、意識してる。




スイーツ部リターンズとか言いながら
リーダーとチーズケーキ食ってた
相葉さん。


俺の口にも『あーん』とか言って
無理やり突っ込んできた。



その行動はオンなのかオフなのか。笑




『フルーツ取った方がいいとか
 言う割には1人でイチゴ
 全部食ってんじゃん。
 相葉さん、本当にイチゴ好き
 ですねぇ。』


『バナナもあるよ。
 あ、でもバナナはやめて…』


『なんでよ。』
カメラが居ないことを確認して
顔を近づけてくる相葉さん。


『ニノちゃんが食べると卑猥だから。』


俺は相葉さんの頭をペチンとはたいた。
『イデ。』とか言いながら座り直してる。



『…果物ねぇ。あんま食わないよね。』


『じゃあアレは?』


指差されたのは昨日翔ちゃんが
Jに渡してたリンゴ。



『なんか、人がいっぱい触ってるの
 ちょっとイヤかも。』



『拭けばいいじゃん。はい。』


そう言ってフキンを渡された。

リンゴを拭くという行為を初めて
やってみると…

ワックスが磨かれて
ピカピカになっていく。




『おぉピカピカになる。』



その様子をニコニコしながら
見守ってる相葉さん。



『もう少し、こういうもの食べて
 大きくなった方がいいよ。
 さっき翔ちゃんから聞いたけど
 衣装つめてもらったんだって?』




『…うん。』


翔ちゃんはもう知ってるんだ。
Jから聞いたのかな?
あの2人の情報共有の早さったら
本当に頭が下がります。



『後ね…これは松潤から
 聞いたんだけど…』




相葉さんが続けて教えてくれた。



北海道初日の後に
いつもの反省会をやってて


まあ俺とか相葉さんとかリーダーは
先に上がっちゃったんだけど


Jと翔ちゃんはスタッフの人と
運営やステージの魅せ方に問題ないかを
遅くまで打ち合わせしてたんだって。



最後の場面で5人で頭をコツンと
合わせる演出があるんだけど…



そこでスタッフ側からは
5人でリレーみたいに合わせて
いった方がいいんじゃないか?って。



俺→相葉さん→J→翔ちゃん→リーダー
みたいな感じで頭を寄せていく流れで…



そしたら、翔ちゃんが『NO』と
言ってくれた…と。


ニノと相葉くんの間には
俺たちでも全く太刀打ちできない
絆があるんだから
そこ2人は2人でやってもらって


俺が大野さんと松潤両方に
合わせてるんだから
それでいいんだ。って。




『翔ちゃんやるよねぇ〜』
そう…嬉しそうに語ってくれる
相葉さんを横目に



俺は……恥ずかしくなった。





なんか…3人とも
『粋なこと』を隠れて
やってくれてるんだもん。




知らないのは俺たちだけで
スタッフ含めてみんなが
俺と相葉さんは超仲良しだと
認識してるってことでしょ?




今更…めちゃくちゃ恥ずかしい。




話を聞きながら少し赤くなった顔で
何も言わない俺を伺うように
覗き込んだ。




『かず?』



誰が聞いてるかわからない楽屋で
突然『かず』呼びをするから
ちょっと焦る。



でも相葉さんの笑顔は変わらない…


照れるでも
焦るでもなく


じっと俺のことを見つめるから



『なんだよ…』と小声で返した。





『もう、隠さなくていいんだよ。』


『え…?』




…いや、ダメだろう。
隠さなきゃダメに決まってる。


別に俺たちは引退するわけじゃ
ないんだから。


何言ってんだよ。まったくこの人は。




『俺は隠すつもりないよ?』

いつもより少し低い声で言うから
ドキドキした。



『…なんか言うつもり?』




リーダーがちょうどメイクから
戻ってきたらから
それ以上は話せなかった。





こいつ『大好き』って地上波で
言い放ったからなぁ…










つづく
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④以降は
少し間があきます。
→にのあい次第です。笑





もちろんこの流れで進むので
最後は相葉さんからの
粋なプレゼントの話です。