遡上みたいな | こざるきっちん

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大事にしているのは‘おいしくたべて たのしくすごす’こと。「旬」「日々のごはん」「東北の魅力」に触れながら、食の色々を綴ります。

 

 

会社員をしていた頃、大好きなお店がありました。

 

おいしい料理とお酒、居心地よくおしゃれな店内、そして何よりもスタッフの皆さんのお人柄がとても魅力的。

 

一店舗に留まることなく、支店ではなく、別のジャンルのお店を展開し、その全てが同様に味も居心地も人もいい。

 

女子会、デート、パーティー、仕事の飲み会、何かある度にその時々に合ったお店に足を運んでいました。

 

その後、私の仕事も住所も変わり、お店に行くことはできなくなったけど、自分の仕事でお客さまにご案内をする時には、いつもそのお店のスタッフの方たちを思い出し、気持ち引き締めて臨んでいて、今もそれは変わらない。

 

 

時は流れ、その時の総料理長さんが独立、素敵なお店を開かれたことを知り、念願叶って訪れることができました。

 

覚えていて下さったことに感激。

現在のお店のスタッフの皆さんも温かく、お料理もお酒も居心地もよく、懐かしい刺激というか、改めて尊敬の念。

いい時間を過ごせたことで、以前と同様に、よし!がんばろう、という気持ちがじんわり湧き上がる。

 

で、思ったんですよね。

素晴らしいお店のことって、離れてもずっと覚えていて、どんなに時間がかかっても、また訪れたくなって足を運んでしまう。

これって、鮭の遡上みたいだなって。

 

鮭と違うのは、いい卵、アイデア、やる気を生み出しても、そこで絶えるのではなく、エネルギーをいただいて、次のステップに踏み出せる。

 

そんな場や人に巡り会えていることが、とても嬉しいです。