きりたんぽ鍋 | こざるきっちん

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大事にしているのは‘おいしくたべて たのしくすごす’こと。「旬」「日々のごはん」「東北の魅力」に触れながら、食の色々を綴ります。

 

きりたんぽ鍋。

今年のお初です。

 

秋田で生まれ育った私にとって、きりたんぽ鍋やだまこ鍋は特別な料理。

全国各地においしいお米があるけれど、秋田県外のお米で作ったことは未だ無く。

 

小学校のなべっこ遠足から始まったきりたんぽ鍋作り。

そこで基礎を身につけたんじゃないかな。

小さな頃から郷土料理作りを体験させてくれた秋田の学校教育に感謝。

 

色んな作り方をやってみて、たどり着いたのは、鶏ガラなどを煮込んで出汁をとり、鶏肉、舞茸、ごぼう、こんにゃくを煮込み、そのままでもおいしい旨みがしっかり味わえるようになってから、醤油で味を調える作り方。

それから、ねぎ、せり(根っこ必須!)、きりたんぽを入れて煮込みます。

 

調理師学校時代、郷土料理の時間に「きりたんぽ鍋」が取り上げられ、秋田県外出身で、東北にゆかりのない先生がセリではなく水菜を使い、セリはカナメなのだと伝えるもスルーされ、知ったかぶってレシピを説明されたあの実習には未だに疑問を感じている、大人気ないアタクシでございます(^^;)