大自然は子どもにとって宝もの
虫を見るのも嫌がっていた…さわるなんておっかなびっくりといった状態。
ところが娘がセミや虫とりにチャレンジ!弟たちもそれに続け!となった。
セミが逃げたときは、おしっこをかけられたり、それもよい体験に…
それからというもの、コウモリが道に倒れていたよといって、
スズメが羽根をいためて動けないでいたからといって、
野良犬が一匹ひきとられないでかわいそうだったからとか、
目が見えない野良猫が二匹もいたけど、誰も連れていかないからと、
次から次へと連れて帰って来る。
いつのまにか我が家は、ちょっとした動物天国化としていった。
子どもたちも一生懸命に治療の手伝いをし、世話をする…しかし、
そう長くは生きられなく、悲しい出来事に大粒の涙を流すことも多かった。
半面、ウサギの赤ちゃんが誕生したときはそれ以上の喜びの体感もあった。
生きた動物は、子どもたちに生と死をはっきりと感じさせてくれて、
生の喜び、死の悲しみを体感していった。
しかし、死の直面で得たものも多かったようだ、自分がそれまで一生懸命に
育ててきた相手への感謝と喜びの気持ちが心の中に生まれていたと思う。
ある意味、死も歓喜へと変わっていったことが多かったと思う。
また、イノシシとか初めて生きた動物を見たときの驚きは想像を越えた…
興味と怖さが半分半分となって、活発だった下の子でさえとまどっていた。
山、川、畑、花、動物、大自然は遊び場の宝庫!
川に笹舟や折り紙でつくった鶴などを流し、水の速さや深さを体感。
遊んでいるうちに、いつの間にか川の中で寝転がっていることもしばしば…
地域の方にお願いして、小学校の生徒に竹を使っての「柿もぎ」体験も。
地域の方から昔の収穫の仕方や美味しい時期や保存方法などを教わることも。
市の指定文化財にも指定されている、樹齢数百年といわれるムクの木
我が家の位置の目印として一目瞭然。
今、子どもたちも成人したり、一番下は高校一年になったが、
もっと年齢を重ねたとき、今の私と同じように
この木を見たら、子どものころを思い出すのだろうか…
時代は移り変わっても、変わってほしくないこともありますね。

