2019年7月17日(水)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽17ー28:一二三 結婚?【初回2014年5月8日(木)】

▽脚本:坂井史世
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:牛草健
▽作画監督:小林一幸
▽原画:市野瀬亜由美・村山里野


・電ボのめいの電書ボタル、一二三(ひふみ)がヘイアンチョウからやってきた。結婚式(けっこんしき)に出てほしい、と電ボにたのみにきたのだった。おさないころから妹のようにかわいがっていた一二三が結婚すると聞き、あれこれ考えるうちに電ボはだんだん元気がなくなっていく。おじゃる丸や子鬼トリオにも心配(しんぱい)されるほど。一二三への思いにとまどう電ボだが、とうとうある決心(けっしん)をする。(公式HPより


📝卒業パロ。まぁ最後だけですけど。実は最初に招待状を手渡す場面で既に画面に答えは映ってたり。卒業パロは21シリーズの15話、うすい 結婚する [初回:2018年5月4日(金)]でもありましたね。
おじゃる丸の言葉でようやく本気になった電ボでしたが、(電ボにとっては)意外な展開へ。それでも電ボの気持ちが揺らぐことはないとは思いますが、気が抜けてもうそれどころではないのかも知れない。





・電ボの幼なじみで姪に当たる一二三(ひふみ)が電ボの元を訪ねてきた。元気だった?と訊ねる一二三、電ボは「張り切り虫だよ」と答えるも、逆に聞かれた一二三はなんだか歯切れの悪い返事。
一方、電ボは一二三の姿を見て「(きれいになった…)」






・それはともかく、突然やって来た訳を訊ねる電ボ。一二三の口から出た言葉、それは「実は…結婚式に出てほしいの」。 結婚、と聞き唖然とする電ボ







・パパもママも大賛成、と話す一二三。一方、一二三との思い出が甦る電ボ。家が近く、いつも一緒に遊んでいた兄と妹のような仲だった二人。一二三がおにぎりを落として泣いた時には自分のおにぎりを差し出す電ボ。そんな電ボに「一二三、お兄ちゃん大好き!一二三、お兄ちゃんと結婚する~!」
そんな一二三がどこのホタルの骨ともわからない男と結婚…と魂の抜ける電ボ。






・思わずお茶をこぼす電ボ、気を取り直し、相手の事を訊ねてみると、お見合いで知り合った、かっこよくて優しくて頭が良くて頼りになって、それは申し分のない相手、ここで断ったらきっと後悔する、とのこと。
震えながら聞いていた電ボ、なんとか笑顔を作り「そうなんだ。それは良かったね…」
そんな幼なじみのお兄ちゃん、電ボにも是非結婚式に出てほしい、と招待状を手渡す一二三。






・「結婚式…」 一二三の結婚式を想像する電ボ。しかしどうにも耐えられない様子、「すまないが一二三、式には出られない。末永くお幸せに!」そう言い残し、猛スピードで窓から飛び出す電ボ。






・トボトボと歩く電ボ。思わずウクレレさんが振り返る落ち込みよう。ちっちゃいものクラブの前を通り過ぎ、「ちっちゃいものクラブの会合、休むのではなかったのかの?」とおじゃる丸が話し掛けるも全く気付かず。
夕方、一人たたずむ電ボ。相手はいいやつ、一二三も気に入っている、しかし胸のモヤモヤが引っ掛かる様子。
ふと見上げると巣から飛び立つ雛鳥の姿。「そうさ…そうだよ…一二三も巣立つ時が来たんじゃないか」としんみり。





・夜。食卓にも姿を見せない電ボ。その晩も月を眺め一二三に想いを馳せたり。おじゃる丸、そんな電ボが気になる様子。




・翌日。道行くおじゃる丸の元に子鬼トリオ襲来。しかし、睡眠不足ですっかり痩せこけた電ボの姿に「おじゃる丸にそんなにこき使われてるんだね(アカネ」 「今日はゆっくり休むでゴンス。また別の日に出直すでゴンス(アオベエ」





・「ようわからぬがの、人生、時には思い切りも必要なのではないかの。自分の心には正直にの」 ゆっくり、諭すように語りかけるおじゃる丸。





・おじゃる丸の言葉を受け、改めて一二三を想う電ボ。涙を流しつつ一大決心、「決めたよ一二三!お兄ちゃん、これからお前を奪いに行く!」 





・結婚式場に乱入、一二三の元へ駆け寄り、「一二三、俺と一緒に行こう!」





・しかし、振り向いたのはおばあさん。固まる電ボ、「ど…どうしたんだい?そのおばあさん顔は」
「当たり前じゃない。だっておばあさんだもの」 






・声の主を振り返るとそこにいたのは一二三。お前結婚するんじゃ…な電ボに「結婚するのは私のおばあさんよ。ちゃんと招待状にも書いてあったでしょ?」と一二三。改めて招待状を確認すると、そこには「新婦 二三」の文字が。
驚き、安堵して力が抜けたのかその場に倒れ込む電ボ。「よ…良かった~」というお話。