車なし実験 足利フラワーパーク | その日まで生きよう

その日まで生きよう

人は誰でも老い病み死ぬ。その当たり前のことに向き合って生きて行きたいと思います。

 足利フラワーパークに一人旅。
桜が咲き乱れ
 
 
色とりどりの花々が。





 
バイオリン発表会まであと3週間しかないのに、今日は一日かけて一人旅。
 
75歳になったら車をやめる、と宣言してしまったので、その日のための 生活実験 です。 
 
どこにでも車で行く栃木の生活に慣れると、バスと電車を乗り継ぐのはイベント感いっぱいです。
家を出てからフラワーパークの入り口まで2時間半。
帰りは、JRではなく東武使えばいいことに気づいて電車を変更したので、帰宅までの総移動時間は2時間弱。
いずれにせよ、とっても時間かかりました。
用もないのに急ぎ足になっている私。ずっと時間を気にしている私。
いったい何をそんなに急いでいるの? と自分に問いかけて、それでもどこか急いでいる私。
 
むやみに時間を惜しむこと、
 
これをやめないと、車依存から抜け出せないぞ、と思い知った一日でした。
 
足利フラワーパークは3度目です。前2回は、もちろん車。
最初は行政書士の友人と一緒に来ました。というか、栃木初心者の私を彼女が案内してくれたのでした。書士会でできた、大事な大事な親友でした。
二回目は母(愛媛)と伯母(埼玉)を連れて、ほとんど花のない冬に来ました。
 
みんな、もういません。親友はたった57歳で亡くなってしまいました。
母も伯母も、もうどこにもいません。
ここは、懐かしくて、切なくなる花園です。
 
ここのウリは何と言っても5月の大藤ですが、今はチューリップの盛り。
藤はなくても、とても素敵です。花の匂いでむせ返るほどです。

 


 帰宅後、チャイコフスキーに向き合いましたが、チューリップの香りにやられたのか? 音程がわからなくて焦りました。

 

 低いレから始まって3オクターブ高いレで終わる曲です。やたら高いところにあるレに辿りつくまで、長かった。。。