以前の投稿から、2年以上も経過した。

 

この間、グループ内では続々とメンバーの卒業や辞退、および発表が行われた。

 

コロナ禍は間違いなく負のインパクトを残しているが、AKBグループのビジネスモデルに対する本当の過渡期が来たことも否めない。

 

芸能界においてステップUPするための一時的なショーケースでもあれば、AKBが好きで所属したいという純粋な動機で活動してるメンバーもいる。

 

その中で、メンバー各自の人生をどう歩むかを熟慮した結果なので、中途半端な古参ファンの私は、肯定的に受け止めるしかないし、また心からそう信じている。

 

私なりに勝手ながら、AKBのいままでをフェーズ分けしてみた。

 

◯創成期: 2005年冬(発足)〜2008年秋(初期メン5名同時卒業)

・私より遥か前の最古参ファンにはリスペクトしかない。

・この時代を目撃できたことは、我ながら誇らしいと思っている。

・「知らない・興味ない」から「知る・理解」へのパラダイムシフトは、最高のエキサイティングである。

 

◯成長期: 〜2010年秋(組閣完了)

・皮肉にも新体制とも言えるべきドラマチックな展開が、勢いを加速させる。

・横展開やサプライズのトライ&エラーが多発し、変化を睨みながら成長していく。

 

◯成熟期: 〜2017年冬(渡辺麻友卒業)

・AKBとしての完成形とも言える「チームA、K、B」の3チーム体制の最後発となるチームBの中核のロス。

・AKBをアイドルとたらしめたメンバーの卒業は大変痛手、かつ本人も活動の限界を見越していたのであろう。

 

◯衰退期: 〜2024年春(柏木由紀卒業)

・グループアイドルとして競合が群雄割拠の中、悲しいことにアイドルという職業の特性上、新鮮なものに軍配が上がる。

・コアなファンでは無い層からも、心配されるアイドルとしてシーラカンス化したメンバーの卒業は、

現場でAKBのそのものを体現、かつ生き字引なくなることを意味する。

 

◯変革期: 2024年初夏以降(向井地美音、総監督譲位)

・総監督を立候補の上、就任した向井地美音。

・変革を求めるも、やや志半ば感もある中、グループ存続を第一目標として、長期的な戦略を立案実行を期待したい。

 

敢えて変革期を加えさせていただいたのは、グループ存続を期待をしているからである。

 

振り返ってみるとモーニング娘。は、2007年の紅白にてAKBの与えたインパクト以降、アイドル界の盟主を一度は失いはしたものの、今でもアイドルとしてその名前だけに限らず、独自のポジションを確立している。

 

私も50代半ばに突入する。

残された時間はそんなには無いのではあるが、日々触れるメディアでAKBの情報が触れ続けることができるのであれば、私はAKBのファンであったことを誇らしく、かつ肯定的な思いを抱いて生きてゆくことができる。

 

その最大の理由は次回の投稿で示そうと思う。

 

ではでは。