県庁組合機関誌「消息」1996年ごろの連載を思い出しなが…
倉庫を劇場空間としてイベントをし
倉庫を3年間借り切っての劇場空間の夢破れ
ずーっと港にこだわり、港をぼんやりと眺めていた。
海運不況の折、長崎港のど真ん中に「モジュール輸送船」が何か月も係留
船体がフラットでステージにピッタリ
そうだ「港がステージだ!」と、さっそく船会社に問い合わせ!
そんないきなりの申し出に「はいそうですか、それはよいことですね」
なんて乗っかってくる大会社はあり得ない。
あの手この手、あらゆる角度からしつこく電話。
まるでストーカーのよう。
長崎の有志が集まって「港町長崎を考える会」も結成。
人格づくりも行う。
なんだかんだあってやっと色よい返事
「今後のこのタイプの船の新しい活用方法として検討します」
ドアが開いて「お貸ししましょ、一日150万円」
高いのか安いのかわからんけど、え~~い、やっちゃえ!!」
かくして「ベイエリア87」は開催された。
この年は岸壁に係留したままで、陸地と船上のイベント会場
ベン・E・キング RCサクセション・上海和平飯店のオールドジャズバンド
やらなんやかんやにぎやかに
一度だけ航海しながら「船上航海討論会」これも面白かった。
2年目は「ショウボート88」
港の中央に係留し通船で港からお客さんを輸送
手間暇かかった、お金もかかった。
朝の洋上ラジオ体操広場から始まり、
特大ビヤガーデン
とにかくしたいことはなんでもやったような
次はどうしようとなったが、これ以上は赤字補填は不可能
そんな折、横浜市から問い合わせ。
「同じ船を使って船上でのイベントをしたい、よろしいでしょうか」
礼儀正しい申し入れと、来年開催は無理と確信があったので、
存分におやりください!!
長崎市も港周辺を使った催事が盛んになり始めたので
私たちにも声がかかるだろうしな
と、希望的観測
ところがである!
これ以上は書けません…
該当する人がまだいらっしゃるしなぁ
とにかくかなりの返済が残ったが
会のメンバーが「城尾さん一人のイベントではありません!!
私たちのイベントですよ。だから分割」
あの言葉忘れません。
金額は大きすぎてこれまた書けません。