響きとからだのハーモニー 小島真理子 -3ページ目

響きとからだのハーモニー 小島真理子

松本発☆タオライアーGraceとまりまりの暮らし。日本みつばちとソウルサウンドライアー(ヒーリングライアー)、GLAボディケア&呼吸法、自然菜園、健康と美しさを守る食べ物
 

この日は朝から晴れ渡った。

 

前日は諏訪湖の新作花火大会で、

音と光と色で空が清められ、

大勢の人が楽しんだ翌日だった。

 

一粒万倍とか天赦日とか、ほかにもいろいろ重なった

おめでたい日だったらしい。

(特にねらったわけではないけれど)


「山たち、生き物たち

朝からみんな楽しみにしてますよ~」

 

顔を見るなりHが言った。

そういえば、自然界ではウワサになっているというライアーの響き。

それを最初に教えてくれたのは、Hだった。

会場へ向かう途中

南信州のアルプスたちのワクワクもつれてきて

開演前にみんなで手を繋ぎ、

そのエネルギーをみんなに伝えてくれた。

 

私たちのコンサートは

土地を見守る自然界の山や湖に住む神様からのオファーで

開催されている。

オファーって人間だけのするものだと思っていたけど

いろいろあるんだなぁ。

 

後からわかったことだったが

今回は、八ヶ岳と諏訪湖からでした。

 

このコンサートの意図するところは

 

「わたしたちが住ませてもらっている

土地のエネルギーや住む人のエネルギーを

上昇させ

地球を響きの星にすること」

 

開運コンサートらしいです。

 

受付が始まると、

宇宙の存在たちの入場も始まった。

 

その報告を受けた時間を見たら、

受付時間に合わせたように来ていて

普通でオモシロい(笑。

 

このコンサートは、リラックスしてきくコンサートになっている。

そのため、ちいさな赤ちゃんから子供を含め年配の方まで

好きな場所にヨガマットや敷物を敷いて横になったり

椅子にすわりはじめた。

 

その場でジャージに着替えて横になり、

寝る気満々で、始まるのを待つ人もいた。

 

信州マザーアースの女神たちは、この日の演奏内容を

文字と絵に書いて

壁に貼り、それに従って演奏をしていた。

模造紙にマジックでかいた夏休みの研究みたいにね。

 

アナログだなぁ

パソコンで作ればもっときれいだよ、

 

なんていう仲間は一人もいなくて

楽しみながらみんなで描いた。

 

みんなで描くことにも意味があるのだ。

 

プロジェクターで映像を流すのは?

 

なんて言ったのはわたしくらいだった。

 

絵や文字にすること

 

それを手で書くという作業から

エネルギーが発するんだそうだ。

 

井戸尻考古館で見た

縄文土器と同じだね。

 

コンサートが始まった。

 

床に寝転がって聴く人たちを眺めながら

椅子に直立不動で座っていた年配の男性たちも

演奏が始まり30分もすると、全員、椅子の上で居眠りを始めた。

 

水の流れる音

 

鳥の声、

 

雷の音

 

木の中にある音(ソウルサウンドライアーの音)

 

が部屋を満たしていく。

 

 

「森の中にいるような空気、静けさ」

 

後で見たアンケートにはそんな感想が多い。

 

さて、すわっチャオの会場で、

宇宙の存在たちはというと、

ほっぺたがくっつくほどぎゅうぎゅうに

お部屋に入っていた。(H談)

 

大入り満員

来てくれてありがとうございます。

 

眠りたいお母さんの横で、

子供たちは水の音が気になる。

 

そのうち水カンリンバに手を伸ばす。

 

子供たちの出す音は、コンサートの純度をさらに上げてくれた。

お父さんとお母さんと一緒に来た

お座りをはじめたばかりの赤ちゃんが、

ずっとごきげんだった。

 

さて、日本全土をめぐる音と波動の旅も終盤にむかう。

 

コンサートには、

終了時間をきっちり知らせるタイムキーパーが必須、

とする人や

それはどうでもよい(必要を感じない)という人もいる。

 

以前ほかのコンサートで、タイムキーパーを、あなたがやるべきだったと

後で責められたことがあった。

終わるときはみんながわかる、という体験を重ねてきたから、

その時の自分は、さほど気にしなかったのだ。

 

今回は、初めからタイムキーパーの存在は

視野になかった。

そんなちょっとした共通の認識があることがとても嬉しかった。

 

フィナーレで奏でたのは意外にもリラム。

 

リラムというのは、ソウルサウンドライアーの種類のひとつで

いまのラーナといわれているモデルの旧型。

 

ソウルサウンドライアーの中では

3つのコードで構成されていて

限られてはいるが、曲を弾いたりも可能だ。

 

それを奏で始めたら

涙がでてきた。

 

心の扉を開くといわれるリラム

 

なぜ涙?

 

それは表面的な感情ではなく

もっと深い場所、じぶんの魂からのものだったような記憶がある。

 

光に満ちたものが涙になっていく感覚。

 

「涙をこらえてたから、顔がくしゃくしゃになっちゃった」

 

終わったときの顔はゆがんでいたかもしれない。

そう言ったら、はなちゃんが

 

「流したままがいいんです。」

 

と一言。

 

そうか、

 

大勢の前で、涙を流した自分にとまどって

そんな自分を素直に受け入れてなかったことに気づいた。

 

深い時の流れ・・


ラストの音具が鳴り終えて、もどって時計をみたら15時01分。

終了時間ぴったり。

 

思考を働かすか、それを手放すかどうかが、

わたしたちのコンサートの成功のカギだといわれていた。

それは、聴いている人たちにも伝わって

嬉しい感想をたくさんいただいた。

 

来場した人たちは、コンサート終了後も

楽器をさわったり、

奏でたり、

からだに乗せてみたり

感じたことを語り合ったりして

 

ライアーの音の粒たちが空間に残っているときにいつも感じる

独特の時空が流れた。

 

会場を後にしたときの空と夕焼けは

それはそれは美しかった。

 

帰り道に

 

「目に見えない存在からの拍手、みなさんに聞かせてあげたいです。」

 

と言って、Hが、再現するように拍手を始めた。

それは、まわりに響き渡るような、あたたかな音だった。

 

「落ち葉一枚一枚

木の葉っぱ一枚一枚までが

ありがとう!って言ってました。」

 

わたしには それは聞こえないけれど

細かい粒のような波動。

 

目に見えなくても 、見えても

それはどうでもよかった。

 

この日、東海、関東を駆け抜けた台風は、長野をそれて、北上していった。

 

受付を手伝いに、遠くから来てくれた仲間たち、

そして、このイベントを陰で見守り応援してくれたソウルサウンドファミリー、

聴きに来てくれた目に見えない存在たち、

響きの時空を共にした信州マザーアースの仲間たちへ

 

合掌。

 

ありがとうございました。

 

 信州マザーアース代表 小島真理子

 

 

 

信州の夏といえば

 

気温の上昇と共に、生き生きとし始めるのがハーブ。

 

薬味と言われる紫蘇、ミョウガなどもぐんぐん育つのがこの時期です。

 

季節や収穫の時期によって、味や香りは違うので

 

月の力や時間の流れを味方につけて収穫する方法があるときいて

 

実験のため新月に収穫してみました。

 

同じ収穫するなら、実際に試してみないとね。

 

 

新月は、太陽、月、地球が一直線になり引力がはたらくから

 

植物の成分や水分、人の体液は地面に近いほうへ集まる。

 

野菜なら根菜類は、地面の下だから、栄養は地上部の茎葉よりも、食べるほうの根っこに

 

エネルギーが集まる。

 

そのため収穫などに適しているといわれているから、

 

この日は畑の大根や薬味用ネギを収穫しました。

 

 

新月に採った大根と

 

月のみちかけに関係なくとった大根と

 

どちらを食べたいか聞かれたら

 

その野菜の生きる力がマックスになる日を選んで収穫したものを

 

食べてみたい。

 

 

自家菜園ならではのできることを、楽しまないとね。

 

 

お野菜とは別に、ハーブの場合、

 

新月には、えぐみや苦み、香りなどが強くなるという。

 

それゆえ、用途が、体外に悪いものを追い出すことを目的とするものは収穫する。

 

この日は、浄化用のホワイトセージ、うがい用のタイムなどを採ることにしました。

 

ハーブティーにするものは、マイルドで香りが高くなる満月を待ちます。

 

おかげで、ハーブが並ぶ棚は、年ごとに手狭になっていきます。

 

写真は満月を待つ、ミント。

 

 

 

 

 

 

夏になると、涼やかな景色を求めて蓮の花に逢いたくなる

 

「ひらいたひらいた  

 

なんの花が開いた

 

レンゲの花が開いた

 

開いたと思ったらいつの間にかつぼんだ」

 

小さいときに耳にしたわらべうた

 

このレンゲの花とは蓮の花のことで、

蓮花が咲くときに音がするので

昔の人たちは、花が開く音を聞く会というのがあった

 

今回は

古代蓮(大賀蓮)があるという井戸尻遺跡(長野県富士見町)を訪ねる

 

このあたりは日本を代表する縄文時代の遺跡があり

縄文のビーナスがあるという尖石考古館は

いつも通り過ぎていた

 

歴史に詳しいわけでもなく、遺跡に興味があったわけでもないが

この井戸尻遺跡に興味をもったのは、開館50周年の節目に

アイヌの霊視 アリシ・レラさんがここを訪れていたことである

 

レラさんを毎年訪ねている友人から、アイヌや縄文の話をよく耳にしていたので

蓮の花のついでに、考古館に入ることにした

 

受付の方の熱い語りは

八ヶ岳山麓に住んでいた縄文の人たち

レラさんが来た時のことや、

縄文文化の高い精神性に特化した考古館であることを聞かせてくださった

 

さらに並べられた石器や器や農工具どれもから 

ビンビン伝わるものがあった

 

そもそも

土でできた生活用の器に

手の込んだ文様をつけたり、絵を描くのは

それを作った人の思いがある

 

手を動かす何かが、働いている

 

実際に見て、

今のじぶんになりに感じた縄文時代が

そこにはあった

 

2008年7月26日 

 

アシリ・レラさんが、富士見町を訪れた日

 

偶然にも、その11年後の同日 

信州マザーアースの初リハーサルを

上諏訪でやる予定になっていた

 

諏訪のコンサートでは

縄文のイメージがキーワードとなっていて

アイヌ音階の楽器も登場します