息子の小学校入学前に。


焦っていた様な気がする。入学してしまったら動けなくなる。


通っていた自身の病院で独立を薦められていた。環境を変える事が良い方向にいくきっかけになるかもしれないと。


主人も営業を辞め、前職を活かした仕事に戻った気がする。記憶が不確かだが。


前回の借金を一本化にし、何とか貯金も少しづつだができた。気がする。


年長になり、県営住宅に応募した。
義母は、車の免許がない。出来るだけ遠くに離れたかった。
偶然買い物に行っても会わない場所。
バスで乗り換えしなければ来づらい場所。


国道から、家の方にウィンカーを出されるだけで嘔吐してしまっていた。


日中、仕事じゃない日、子供達と居たいが、義父に

殺す気か!


と怒鳴られたので、日中子供達を家には置いておけない。保育園ヘ送る。


義父が居なくても義母も寝なくてはいけない。


二人共不規則な生活故、睡眠も大切な仕事のうちの時間なのだ。


2階に居ながら、息を潜め、足音をたてずに歩く事が上手くなった。
水分は階段下りてすぐ右側の洗面所で静かに補給出来た。


ドアの開け閉めが、静かな家の中で響く。
できる限り、開け閉めしない様に過ごす。
キッチンまで行くには、義父母の寝室前を通り、ドアを何度か開け閉めしなければならない。難関な場所。
基本、階段下の扉の洗面所までの生活をする。
油断すると、体重が落ち過ぎてしまう。


もともと、空腹感覚も乏しいので私だけならば、大して苦ではない。


何故か、倍率の高い、家から離れた希望通りの場所にある新築住宅に内定となった。とても嬉しかった事を記憶している。


決まったので主人に伝える。
主人も、乗り気になってくれてありがたく思った。


生活をする中で窮屈な思いをする時間の積み重ねは、恐らく義母も、義父も、限界に近い状態だと感じていた。


夕食時、主人が報告した気がする。


結果、反対された。遠いから。
すぐ近くの同じ町内にある団地ならば良い。との事。


辞退した。

同居してしまうと、穏便な同居解消をするには、穏便な理由を探さなければならない。

小学校に入学してしまうと、転校させたくないので、今、機に事後報告で強行突破する考えだった。しかし、6年間お世話になった相手に対して誠意がなかった。のだろう。気分を不快にさせてしまった。

そして、言われた近くの住宅に応募し直した。


希望者は少ないのか、内定した。


徒歩10分ぐらい。車だとに2、3分の同じ町内場所にある、4階建ての3階。


スベアの鍵を、主人は渡していた。

内定した日、嘔吐が酷く襲ってきた。
今後も吐き気が襲う町内から出れない事が決定した。

息子 5歳
 娘 4歳

 私たち 24.5歳