最近の近況


息子は、極めて調子が悪い。
季節の変わり目という事も有るが、考慮しても、いつもより深刻だ。

最近の朝夕の温暖差。気圧の変動。

又、自身の環境の変化は無くとも、周囲が変わる時期でもある。

主治医曰く、いつも居ない人が居たり、逆に、いつも居た方が居なくたったりと、目に入る光景が変わると、無意識にイレギュラーと捉え認識し、慣れるのに精神的負担が生じるようだ。

以前から攻撃的な部分や、幻聴に左右される姿を見て、薬の見直しを考え相談していた。

機に、処方薬の増量をし、1日あたり最大量の量となった。2週間くらいは、攻撃的な部分が緩和されていた。幻聴に対しても、流せる事が多く良い方向にみえた。

それが、効能時期とされる、2週間以降より、以前以上に、落ち着きもなく、攻撃的に戻ってしまった。


感覚の幻覚も酷く、鏡を確認し、鼻が曲がったり急激に顔が変わり、大きくなっていないか目での確認作業。私にも何度となく聞く。いつもの事だか頻繁になった。


その症状が生じると、不安感が強くなり、幻聴が流せなくなり、被害妄想から周囲に攻撃的になり、暴言や、大きな音を出し初める。


私は、時間帯にもよるが、ある程度発散出来るならば、部屋から響く大きな音楽や、音に対し、しばらく様子をみる。


息子は、誰よりも規則正しく9時には寝、8時には起きている。


発散時間帯は、大抵夕方や、一般的にいう夕食時に多い。

ある程度迄いくと、部屋から出てくる。
私に怒り故を興奮しながら話す。
仕返ししたのだと。


それは、何年も前に自分もされたからだと。


息子には、今まで、本来、年相応の楽しい時間を過ごす事や、沢山のチャンスがあったはず。


薬を変薬しはじめた。ジプレキサからシクレストというまだジェネリックが出ていない薬。


飲み初めてまだ1週間だが、家族に対しての猜疑心が強くなってきた。


家族という括りを1番大切にしている息子は、言いづらそうに話す。
しかし、何故かは分かったと言う。

たまたま、携帯を見ている事に対して、わざと、自分と話したくなくて携帯を見ていたんじゃないか。

中学1年頃、
「俺と遊ぶのも良いけど、友達作ってみなよ。」

お父さんに言われたのに、自分から作らなかったからなのだと。

それが、理由で嫌がらせしている。
とても話しにくそうに、重い口で。

何で家族に対して猜疑心が出るようになったんだろう。

と、息子は苦しそうに言う。


お父も、お母も、人間だから調子良い日や、眠たい日、疲れてる日。嬉しい日。楽しい日。

毎日一緒だけど、毎日違う。それは、もちろん息子にも娘にも、皆同じくある。
良いときも、悪い時も、どんな日でも、    
  
今日はそんな日なんだなって受け止められる。
そんな存在は、数少なく、貴重で、大切な人。
どんな時でも、嫌われたり、不信感持たれても、それは変わらないし、揺るがないよ。
それは、お父も同じ。

お父さんは、同年代同士で遊ぶ楽しさを味わって貰いたくて言ったんじゃない?


私に対しては、良いが、父親と子供達の関係が良い事が、私にとって最も大切にしてきた事の1つであった。
二人ともお父さんっ子に育った。


息子。
1人暮らしたいと言った。


現状から、息子の気持ちを考えても、今ではない。厳しいだろう。


良いんじゃないか。


お父さんの放つ言葉に驚いた。


何故なのか。
一緒に居ると家族に不安感が出てくる故の、苦渋の選択肢のはず。


軽く肯定してしまう、お父さん。
一人で暮らし、傷つく可能性が沢山予測できる。更に予測しきれない事も沢山だろう。


肯定された息子は、もしかして、逆に、肯定され、悲しむのではないか。


が、徐々に落ち着きを取り戻していく。


そうか。
実際一人暮らしするかどうかは別とし、選択肢の提案された1つを認める事に意味があるのかもしれない。
逃げ道を作っておく事は、悪い事ではない。
時に、支えになり得る。


息子が、苦しい今,私もきつくなる。
どんな対応が、少しでも楽にする事が出来るのか。
自身の出来るだけの事が距離感と冷静さを保ちながら、出来ているのか。
果たして、それは息子にとって少しでも気持ちに近付けている対応なのか。


状況のなか、娘にも応えたいと思うが、重なると、1人に出来ない息子を優先し、落ち着きを取り戻した後、娘の話しを聞く。
1人1人抱えているものも違う。
優先順位はないのだ。


そんな時に、軽く深い言葉をさらりと放つお父さんを、やはり尊敬する。


障害など、ある無い関係なく、最終的に子の自立が親の務め。
判断力、気持ちの強さ、社会性や、社会のルールにマナー等を備える事。

子育ての1つの区切りだと考える。

娘は、結婚し子育てをしながら、夕方からスーパー務めをしている。
娘を送り、孫は家に来ている。

金銭的には、独立しているが、若く精神的に不安定で、選択肢の幅が少なく、社会の勉強中。
寄り添わないと危険だ。


息子も、今年1年変薬しながらの状況によってはまた、入院もする予定だ。


二人ともゆっくりでも、良い方向に向かい、笑顔がある1日を過ごせる事が、望みであり、まだまだだが、自立への道しるべとなると考える。

出来事のアクションに対して、起きた事を肯定的な事柄と変換出切るようになれればと思いを寄せつつ、自身もそうでありたいと願う。


息子22歳
 娘20歳 孫1歳
主人、私  41歳