「どっちなんだ?人間が神の失敗作なのか、それとも神が人間の失敗作なのか」 

byフリードリヒ・ニーチェ



  創世記一章27節には「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」
とある。
  しかし本当は「人は自分のかたちに神を想像した。すなわち、人のかたちに想像し、偶像を創造した」が正しい。
    聖書の一節はこれを逆から言ってるに過ぎない。
 

 

 


 この写真は何だと思いますか、ギリシア彫刻?
いえ仏像です。仏像というと目が細くてのっぺりした容貌でいかにも東洋人というイメージがわきますが、
アフガニスタンで見つかった仏像はアーリア人系の姿をしています。
 
 

 一方、セム系のイエスは
欧米ではどのような姿に変貌したでしょうか?


(まだ十字架にかかってないのに、胸にクロスがさりげなくかかれておしゃれです)


そうイケメン金髪碧眼に描かれてます。

 


 昔から、ハリウッドのイエス役はなぜか中東系でなく、アングロサクソンやゲルマン系の俳優が起用されていました。


 実際のイエスはサダムフセイン似のオッサンだったでしょう。

(BBCで復元されたイエス)
(私は福音書に描かれているようなイエスは実在せず、ローマに反逆した革命家イエスは存在したと思います)

次にマリア像を見てみましょう。

西洋ではこんな風にブロンドになってますね。

 

 




 しかし、隠れキリシタンによって信仰されていたマリア観音は東洋人の顔をしてまるで鬼子母神像のようです。


 

 マリア観音像

 

 

鬼子母神像

 

ほとんどおんなじやん。

 

 

  因みに、隣国のウリスト教宗教絵画(笑)

 

 

  このように、人種民族が変われば、自分達の身体特徴に合わせて偶像(神の姿)を変容させてきました。


 その心理的メカニズムは自己中心性バイアスや同一視です。 

 ↓

 

 



 また、ユングの「元型」の中に神の基本的な要素があります。

 

 

一つは 老賢者もう一つは グレートマザーです。



 人間は無意識のうちに理想の人間像を投影し神をイメージしています。だから漫画や絵画で描かれる神はこういう姿です。



 まるで、どんでん返し系ミステリーみたいですが、神が神をかたどって人間を創ったのでなく、進化の過程で人間が人間をかたどって神を創ったのです。

 何のために、その「創造目的」(人間が神を必要とした心理)をおいおい書いていきたいと思います。
 今回はこの辺で。
 なんだかんだといって、みんな自分が好きなようにアイドル(偶像)が好きです。

 勿論、自分のなかに嫌いな部分もあります。
それはサタンちゃんが引き受けてくれます。 サタンちゃんの本当の姿は「影」を投影したものですから。

 


 なんてったってアイドル(偶像)

 

 

 

サンタ姿のキョンキョン