こんにちは

見にきてくださり
ありがとうございますピンクハート

 

今日は、少し重い話です。





先日、実家の母から電話で

知り合いの訃報を聞きました。

大腸癌に罹患し、闘病の末

お亡くなりになったそうです。





ついこの前も似たような話を聞いたところで

大腸癌に罹患した者としては、

とても気持ちがダウンする話しでした。





私は、大腸癌に10年前に罹患しました。

幸い、早期癌で内視鏡手術で完治しました。






大腸癌になった時、

血便、腹痛、便秘などの症状は全く

ありませんでした。






胃の内視鏡検査の時に、

担当医に「そろそろ大腸内視鏡もどうですか?」

とすすめられ、まずは検便検査を受けました。

そこで、便潜血+となり、

大腸内視鏡検査を受けて、癌が発覚しました。


私の病変ぐらいでは、便潜血は出ない。
おそらく、切れ痔からの潜血だと思われると医師から言われました。

切れ痔に感謝しました。





その時の気持ちは、もう言い表しようがない

ショック、恐怖、孤独感、絶望感。。。

42歳でしたから、

「なんで私なん?」と。






幸い、内視鏡手術をして切除できました。

が、私の弱い心には、暗い影を残しました。

「よし治った!」「ラッキーだった」

という気持ちも大きかったんですが。。。

以来、些細な体調変化にも怯えるように

なりました。






今、闘病中の人からすると、腹立たしいと

思います。






当時、周囲の人はびっくりして、

親、夫、兄弟、義兄弟、友達も

大腸内視鏡検査を次々と受けました。

すると、けっこうな確率で

ポリープが見つかりました。





中には、癌になる手前のポリープも

あった人がいました。

みんなに

「○○ちゃんのおかげで助かった」と

言われました。






癌かポリープかでは雲泥の差です。

大腸癌の前段階である

ポリープのうちに見つかって、処置できれば

ラッキーです。

(専門ではなく、言い方がおおざっぱですが

お許しください)






ポリープのうちに除去した周囲の人は

ラッキーだった感が強く、

ケロッとしてる人が多いです。






私のように、癌になってしまえば

進行癌になる前であったとしても、

「癌になってしまった」と、

ずっと心に影を落とします。

(私の性格だからだと思いますが)






私は、退院時に、

早期癌患者の聞き取り調査、カウンセリングを

受けました。

早期癌患者ならではの心理状態があるそうです。






どうか、みなさん、

大腸内視鏡検査を積極的に受けてください。

一度受けて、何も異常がなかったら、

胃の内視鏡みたいに毎年受けなくても

良いはずです。






大腸内視鏡検査を怖がっていいのは、

病気を見逃さないように奮闘する医師と

サポートする医療スタッフのみ

だと思います。

(癌の疑いがある人や経過観察の人も

心理的な不安はもちろんあります)






大腸癌で悲しい目に遭う人を

これ以上増やしたくない!

私のように怯える人を増やしたくない!





以上です。

最後までお読みくださり

ありがとうございましたハート