月曜から始まった震災の復旧作業。
格納庫内や1階にある各ショップは酷いことになっていた。
ヘドロと木材等のガレキ・ゴミが全てを覆い尽くしている。
また、あちらこちらに針葉樹の枝や葉が残されているが、
これらは海岸の防砂林を呑み込みながら津波がやってきた名残。
自分の個人ツールを捜してもみたが、流されたのか結局判らずじまい。
機体は横転したヘリコプター、ジャッキアップ中の地震でジャッキポイントから外れて
ジャッキが翼を貫いた状態の双発機等で殆どがスクラップになるだろう。
作業中にもかかわらず、ケガ人がでなかったのは幸いだった。
ショップ内の壁や床は勿論、旋盤やフライス盤、ボール盤やバンドソー、シャーリング等の工作機械も
ヘドロまみれなので思い切って全て水洗いしたのだが、果たして使えるものかどうか。
全てを呑み込んだのが水であるが、皮肉なことに復旧作業に使うのも水である。
周辺は重機で移動し、ほぼ片付いた。

隣の会社への道路はこのとおりでエプロン側からアクセスしないと無理だった。

格納庫内ではAS332スーパーピューマ、JA9612が津波の被害に遭っていた。
メカの人と話をしたが、やはりダメらしい。
屋久島で墜落した9635と今回の9612、自分が在籍していた時に携わったAS332が
2機とも失なわれてしまったのを、他社の身でありながら残念に思う。
以前は存在しなかった家。

しかも、もぎ取られた2階の部分のみ。
自然の恐るべき力を感じた。