デザインって奥深いです。
簡単そうに見えるシンプルなものでも、ありとあらゆる計算がされている。
この色、形、構成であるべき理由。全てに意図があると素晴らしいものができる。
そう気が付いたのは、美術予備校に入ってからでした。
私は高校2年生の春から美術予備校に通い始めて、鉛筆や木炭で手と顔を真っ黒にしながら
デッサンの楽しさと難しさを体感していました。
予備校では描き終えた後に講師からの講評があるのですが、
その講評にはよく、自分が気付けなかった改善すべき点が含まれていて、多いときは
構図、形、濃淡、描写など全ての要素を指摘されることもしばしばありました。
そんな日はもう、私のプライドはグシャグシャに崩れて、帰りのバスでは声を殺して泣いてしまうのでした。でも、ただただ泣いて、終わりにしていたのです。
それほど悔しくて辛いのなら、泣くのは程々にして少しでも冷静に分析すれば良いのに。
