NN東京 DJティア ディア ネコフレンズ♪ 0218

＝　あちらの世界の替え歌　＝

朝のルーティン

ストレッチまで終えて

気分は焼売と錦松梅

あさりの赤だし味噌汁でさっくり頂いて

ビクターのイヤホンを装着して

一太郎を起動

radikoでFM東京　８０．０を聞いてたはずが

あれ？　ティアの声

｢NN東京　ディア猫フレンズです

リクエスト、アーティストはリリタンさんご本人で

ピロリンさんにプレゼント

狂わせたいの・・・です｣

（前奏）

狂わせたいの♪

ピロリン・リリタンバージョン

うにゃうにゃしてても
私は貴女をおうちで待ってるよ♪

これほど可愛い　猫さん貴女の
お膝にのったげる♪

あなたに抱かれて猫さんみたいに
うにゃうにゃ揺れるのよ

時にはゴロゴロ優しく鳴らして
爪たてしても良い？♪

私は可愛い仔猫
あなたはいつも奴隷♪

好き好き好きで萌えて
狂わせたいの♪

心を繋いだ不安を外して
私をもふってよ♪

必ず平和な夢見る気分に
貴女をしてあげる♪

（間奏）


うにゃうにゃしてても
私は貴女のお膝を待ってるよ♪
撫でたきゃ撫でると心と体で
さっくり撫でとくれ♪

一つの国でも私に賭けても
決して悔いは無い♪

今日から毎日花園みたいな暮らしが出来るのさ♪

貴女は私のメイド♪　いつでも猫の奴隷♪

好き好き好きで萌えて　狂わせたいの♪
真っ赤に萌えてる私の首輪が
貴女を焦がすのよ♪

この目を見たなら
貴女は二度とは忘れて暮らせない♪
 

あれ、気づくと

僕は半蔵門のスタジオに居た

窓の外には千代田のお城の堀

ちょい行けば英国大使館がある・・・

おまぃさん、何をすまし顔で

｢しっ｣

ティアの後脚の爪が僕の足の甲にめり込んだ

ティアがマイクハンドルをぐっと引く

視線が合う

｢紅さんが心臓を外すオペをしたとき

初代コマさまが、おうちで待ってたんですね？｣

ええ、彼女が待っててくれると想うと

早いこと退院しないとって気力が湧きました

｢それは、やはりNNNパワー？｣

全てひっくるめて、そうですね

僕の左肩に手を乗せて　ぐるぐる　えっえっと甘える声

食い込む爪の小さな痛み

和毛の額を頬に押しつけてくる愛しさｗ

｢マコさまは紅さんが好きだったんですね｣

2代みけさまも同じようにしてくれましたね

猫さまは、ほんに（愛しいパワー）をくれます

｢気がひとつに成るんですね｣

ですねぇ、どっかの大きな雉猫は

かみつくのと引っ掻くので

肩にのっちゃあくれませんが

ティアの前脚がすっとマイクハンドルをオフにした

炸裂！　猫パンチ

｢本番中くらい協力しなさいよっ｣

琥珀色の目に睨まれて、僕はけしょんっ

マイク　オン

｢ピロリンさん、猫は吐くのが仕事みたいなところもありますから

心配しないで大丈夫ですよ・・・

離れていてもピロリンさんが楽しかったら猫様もきっと楽しいです

では、次の曲・・・｣

DJティア