部屋に戻り、携帯から下○さんに電話した
終了しました。
「申し訳ありませんでした」
いえ、休みの時にごめんね・・・ 後ろで子供の声がかすかに聞こえてる
窓の下では日産のセルの音、車が出たようだ
今、車も出ました
「はい」
お願いが在ります
「はい?」
貴社から、今回の顛末をメールで下さい
「はい?」
今後、何かトラブルになったときの証拠にします、
髭禿げさんも お恨みでしょうから それが拡散
それを聴いた方が、おいたするやも知れません
「了解しました」
同じお願いは、貴社のお問い合わせフォームに送ってあります
工事が済んで、ゆるゆるで良いので、必ずお願いします」
下○さんは優秀な人らしく、てきぱき片付いた。
状況Clear
「紅、最低」
え?
「声、荒らげてたじゃん、下で」
えー だってさ
「いつまでとっつぁんぼーやしてんだよ」
あいつ、車の持ち主が悪いって態度でさ、まだ車置こうと画策しやがんだぜ
「仕方ないじゃん、いろんな人が居るんだから
そんなのいちいち唸り上げてたら、どんだけ恨み買うと想ってるの?」
うーん
「お嬢達も居るのに、あーいう人は逆恨みするからね」
気をつけるよ
「プロテクト用の証拠が必要になるようか 遣り方はしないのよ」
はいっ 今度は僕が涙目
「よろしい・・・」
ぎゅっと抱きしめられて、抱きしめ返して Kiss