こんばんは!

 

ギルです(^_^)!


いつも、ブログを読んでくださって、ありがとうございます!


……


6月29日 土曜日。


末娘の学園祭から、18時ころ帰ってきた、僕と長男。


小一時間、家でくつろいだあと


近隣のクワガタクエストに出発!!


今日の目標は、ノコギリクワガタの大型を見つける事!


僕たち親子のノコギリクワガタレコードは、68mm!


夢は70mmだけど、まずは69mmを捕まえたい!

ノコギリクワガタは、僕的に67mmくらいから、急に見つかりにくくなる印象です!


66mmってのは、割と毎年、見られる感じ。(毎年、そのシーズンのレコードは66mmなことが多い)


でも、

それ以上の大きさになると


今まで、67mmに2回、68mmに2回しか出会ったことがありません!


近所の谷津田では、この辺のサイズが限界なのかなあ??


で、今回は、比較的、深い森が多い、自分の住む市の奥地と、その先のとなりの市へ出撃です!


19時、出発!!



さて!69mmのノコギリクワガタには出会えるかな?




……




僕「夕飯どうする?」


長男「お父さんが前から気になっている、って言うラーメン屋行かね?」


僕「おっ!いいなそれ!」


夕飯は、僕が以前から気になっていたラーメン店へ。



長男「おおー、なんか、魚の出汁?すごくきいてるね!」


僕「煮干しの味だよ!うまいなあ(^_^)」


とても美味しかった!また来たいです(^_^)


うまうま。




……




そして、


隣町の、深い森へ!


家から車で20分くらいしか走ってないのに……


長男「なんかさ、房総半島の奥地まで来てるみたいな感じじゃね(︎^_^;?」


僕「ほんとだよな!」


もう、周囲にはほとんど街灯もなく、真っ暗!

広い森が広がっています。


森の外縁は、カエルたちの大、大合唱!!



僕「うわ!ここ、すげえな……」


ずっと、ずっと続いている、深い森の中の細い道。


街灯もなく、真っ暗……


良さげなクヌギ、コナラ、シラカシはあるものの、樹液を出している樹は少ない……


長男「おっ、コクワ。」


シラカシに、小さいコクワガタがついていました。


今夜の初クワガタ。


小さかったので、撮影はしませんでした。


ブログ用に、写真だけでも撮っとけば良かった(︎^_^;


だいたい、40mmよりちょっと大きいくらいだったかな?



本当に、深い深い森……



そこを、ノコギリクワガタをさがして、奥へ、奥へと入っていきます……


どのくらい、入っただろう……?


そんな森の、奥深い場所……












もう
真っ暗すぎて、ろくに写真に写りませんが……





僕「…………なあ、これって、台場クヌギじゃね?」


長男「!!  だよね!そうだよね!!で、でけえ……!!なんか、いっぱいあるし……」


ボコっとした、変な形の大きなクヌギが数本、真っ暗闇の中、密集して生えています。


下草が生えた、森の奥のほうにも……


でも……現状見える範囲では、樹液はどれも出ていなくて、クワガタが隠れそうなウロも、少しはあるけど、多くはない感じ。


しかし、とにかく暗すぎる!


懐中電灯の範囲の小さい灯りでは、全体、上の方はよくわからない……樹が大きい!


そして、この圧倒的な存在感……


きっと、ずっと昔から、これらはここに立っていたのだなあ……

薪が燃料だった時代、途中で切って、そこからまた新しく樹を生やして……

昔の人が、生活をつなぐため、育ててきたのであろうクヌギ。



…………台場クヌギってきくと、クワガティストなら、どうしても……

きっと誰でも連想してしまう……


きっと、長男もそう思ったはず。


……でも、なんか、その現場は、その名を言ってはいけないかのような、なんか変な緊張感がただよっていました。


不思議な、言い知れぬ緊張感。


ハリーポッターの、名前を言ってはいけないあの人、のような……


その昆虫の名を口にするのに、すごい勇気が必要な、不思議なパワースポット……



そう!なんだか、言い知れぬ、不思議なオーラを感じるエリアでした!


数本あった、言い知れぬ凄みのある台場クヌギ、一応すべてチェックしましたが、見つかったのは、マダラカマドウマ一匹。……今はそれが精一杯!



う!写真がブレすぎて、マダラカマドウマろくに写っていない!
言い知れぬオーラに押され、手も少し震えていたようです……


その、台場クヌギエリアを出ると、

不思議となんだか、体が軽くなりました。

不思議な息苦しさからも、なんだか解放。

僕「なんか俺、ちょっと息苦しかったよ……」

長男「そう!俺も!俺も!!」

……今の僕たちのレベルでは、ネフェルピトーの円の中に入ってはいけない!

そんな感じ……





……でも、ここ、またいずれ来てみよう!!
昼間に下見、そして、装備を整えて!
気圧されてはダメだ!!




そして

広い、広い、暗い森の中の細道を再び探索。
歩を進めて行きます。

ブゥゥゥゥン!!

!!甲虫の羽音だ!!

バシッ!

ミヤマカミキリでした(︎^_^;

僕「おっ、ノコギリカミキリ!」

ノコギリカミキリなのですが……上のほうにいて、なんだか良くわからない写真になってしまいましたね(︎^_^;

ノコギリカミキリじゃなく、ノコギリクワガタがいいのにーー!



僕「なんだこれ??ミミズじゃないよな!」


長男「これ、ヒルだよ!」

僕「そうなの?こんなヒル、いんの??初めて見た!ながっ!」

調べてみると
これは
オオミスジ コウガイ ヒル
との事。
ヒルって、いろんな種類がいるものだなあ、と思いました。


クワガタを探して歩きますが……
樹液がない!

コクワガタがたまに見つかるも、ノコギリクワガタの姿がないです。

それにしても……

一体、どこまで続くんだ、この森……

途中、分かれ道がいくつもあって、どっちにいっても、ずっと森……

僕「……あれ?どっちから来たんだっけ??」

長男「こっちだよ、こっち!」

迷ってしまう!

すると……

真っ暗な、延々と続く森の中

長男「でか!あれ、ガだよね!!あれなに??」

僕「このデカさ!メンガタスズメじゃね??」

長男「!!メンガタスズメって、こんな近場にいんのかよ!」

メンガタスズメ。自然度の高い、房総半島の森でたま〜に見かけるホラーな蛾。

僕「おお!!また来た!!2匹!!」

長男「いや!!3匹だよ!!」

僕と長男の懐中電灯の灯りに引き寄せられて飛んで来たようです。どんどん来る!

でも、胴体が大きく重いために、飛ぶのがすごくヘタクソ!

僕「くそ!写真とりたいのに、止まってくんねー!!」

このガ、こんな迫力ある真っ暗な森に、すごく似つかわしい、ホラーチックな恐ろしい模様をしているんです!まさに恐怖の演出王!

僕「おいこら!おとなしくしろ!写真撮らせてくれー!!」

長男「全然とまんねー!」

そして

ようやく!
ようやく長男の足に止まってくれました!!














その、戦慄の、恐怖の姿。



では



ごらんいただこう……



























おわかりいただけただろうか?




もう一度。

























以上、クロメンガタスズメでした(^_^)

僕「そういや、最近、テレビで心霊系の番組って、やらなくなったよな?」

長男「だって、嘘くせー動画ばっか紹介するじゃん、あれ。心霊系YouTubeのほうが、よほど怖ぇのやってるよ。」

僕「なるほどねー。そういう事か。」

心霊系の番組、夏の夜に、家族みんなで「怖ぇーー」とか言いながら観るの、けっこう好きです(^_^)

ホラー映画とかじゃなく、あくまでも「心霊番組」。
芸能人が心霊スポットへいって、そこで変な現象とか、写真とったら変なものが写ってたとか、霊が住むと言われてる家で検証中、勝手にドアが開いた、とか、ああいうの、けっこう好き(^_^)


僕「んー……ぜんぜんいないな、ノコ。」

長男「てか、樹液があまりない。」

僕「こんだけ広いと、昼間に下見が必要かも知れない。特に、あの台場クヌギのとことか。」

長男「だね。」

僕「よし、ここは出直そう。ぶっつけ本番で来るところじゃない気がするよ。」

そして移動。


……


次のポイントは、クヌギ並木。

先程の広い森から、車でほんの2〜3分。

さて、どうだろう。

長男「おっ、樹液のにおい!!」

長男「……じゃない!お父さん、これ見てみ。」

見ると、

バナナトラップに使う液体が、クヌギの木々に、樹に直接、塗りつけられていました。

長男「あー……(バナナトラップがあるって事は)ここ、有名ポイントなんだね。」

僕「おっ!カブト!」


バナナトラップ液には見向きもせず、純正なクヌギの樹液に夢中になっていました。

僕「小さいな。」

長男「でも、何mmか測ってみようよ。」

お食事中、ちょっとごめんよー。


ジャスト60mm。

小ぶりでも、均整のとれた、かっこいい個体でした(^_^)

クヌギ並木をみて進んでいると……

チラホラと、小歯型の、ちっちゃいノコギリクワガタがいます。

んー……ブログ用に、これも写真の1枚でも撮影しておけば良かったな(︎^_^;

長男「直歯ノコばっかじゃん!水牛型はいないのか??」

さらに探します。

おっ!やっと水牛型だ!


でも、あまり大きくない……

長男「(体長)どんなもん?」

僕「んー……(見た感じ)56、57mmくらいかな?」

長男「測ってみてよ。」

ノギス当てると

57mm!

長男「すご!ほぼピッタリじゃん!」

そして


カブトムシ70mm


ノコギリクワガタ中歯型

ここで、クヌギ並木終了。

僕「でかいの、いないなー……」

長男「バナナトラップあるくらいだから、ここはなかなか競争率高そうだよね(︎^_^;」

大きいのに出会えず残念でしたが、カブトムシとノコギリクワガタに今夜、ようやく出会えました(^_^)


移動です。



……



となりの市から、ぼくたちの市へもどってきました。
でもここは、市の外れ、比較的、森の深いエリア。

クヌギ、コナラの森の中、道が通ってて、街灯があります。
でも、すべてLED。

僕「ここ、LEDになる前は、街灯の下とかすごかっただろうな。」

長男「うん!絶対すごかったよ!完全に街灯ポイントだったろうね!」

通り沿いのクヌギ、コナラ、シラカシを見てまわるも、樹液はなく、クワガタはなにもいません。

街灯の下に、コクワガタの死骸発見。

そんな中

街灯の下に



キング!!

長男「おまえ、LEDの下でなにやってんだwww」

僕「おっ!けっこうでかいかも!」

ノギスを当てると

79mm!

現時点では、今シーズン最大!

しかし

僕たちのカブトムシレコード84mmには、まだまだ及びません。

まあ、カブトムシはこれからです!

ここのポイントは、これだけ。

移動です。



……


そして、本日、プチ遠征の最後は、クヌギの雑木林!

長男「おっ、ここ、良さげじゃん!」

しかし……

ここも樹液はかなり控え目……

いたのは


コクワガタ


コシロシタバ

あとほキシタバ


長男「ダメだったなー……こうなると、谷津田ってすごいんだね!」

僕「ほんとだよなー……トンポにハマってた時もそうだったけど、他所へ行くと、谷津田の偉大さってよく分かるよ……」

帰り道に、夜中のコンビニへ。


チョコモナカジャーンボ♪



今日は、本来なら、ドリップコーヒーは
敗北のキリマンジャロ!

でも、

今日は高速道路に乗ってないので

かわりに


これが敗北コーヒー(︎^_^;

そして、

帰路へとつきました。


わが家のほうまで帰ってきて

駐車場に車をとめ

家へ帰る前、家からほんの100mくらいの場所の、団地内の樹液クヌギをチェック。

すると……




ノコギリクワガタ63mm!
今夜最大ノコギリクワガタ!

長男「俺たち、なんのために(ほにゃらら)市まで行ったんだーーー!!」


お互い、顔に見合わせて、苦笑いしました(^_^)



でも!今夜のような大空振りでも!

やはりクワガタクエストは本当に楽しいです(^_^)!

究極の宝探しの大冒険!
ここに惹かれる!あこがれるぅ〜〜!!

さあ、まだまだこれからです(^_^)


クヌギの樹で睡眠中のハグロトンボ




〈観察できた虫〉
カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、ミヤマカミキリ、ノコギリカミキリ、カナブン、シロテンハナムグリ、コカブトムシ、キマワリ、ユミアシゴミムシダマシ、ヨツボシケシキスイ、ウスバカミキリ、ウスバカゲロウ、クロメンガタスズメ、フクラスズメ、キシタバ、コシロシタバ、ハグロトンボ

および

オオミスジコウガイヒル