枕草子

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おはようございます!

ギルです(^-^)

いつも、記事を読んでくださって、ありがとうございます(^-^)

……

中一の末娘(13)が、
宿題で枕草子を勉強しています。

「春はあけぼの」

僕も、中学生のころにならったときは、これを読んでも何も感じませんでした。

新宿に住んでいたし… 
こんな勉強が、めんどくさくて、わずらわしくて… 

そんなことしか考えていませんでした。

でも、大人になってから…

自然の美しさがわかるようになってから…


ふと「春はあけぼの」を思い出して、
ものすごく共感して感動したものです。

清少納言は本当に素晴らしい!と。




夕飯前に、
「春はあけぼの」の素晴らしさを、
末の娘に熱弁していた父でした(^_^;)

自然の美しさがわかる、
大和撫子になりなさい、って(^-^)

……

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際、
少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。 



夏は夜。
月のころはさらなり、
闇もなほ、
蛍の多く飛びちがひたる。
また、
ただ一つ二つなど、
ほかにうち光て行くもをかし。
雨など降るもをかし。 



秋は夕暮れ。
夕日の差して山の端いと近うなりたるに、
烏の寝所へ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど
飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるが、
いと小さく見ゆるは、
いとをかし。
日入り果てて、
風の音、虫の音など、
はた言ふべきにあらず。 



冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、
またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、
炭持て渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、
ぬるくゆるびもていけば、
火桶の火も、
白き灰がちになりてわろし。 



……

現代語訳(口語訳)↓

春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)。
(日が昇るにつれて)だんだんと白んでいく、
山際の辺りがいくらか明るくなって、
紫がかっている雲が横に長く引いている様子(が良い)。 

夏は夜(が良い)。
月が出ている頃は言うまでもなく、
(月が出ていない)闇夜もまた、蛍が多く飛び交っている(様子も良い)。
また(たくさんではなくて)、ほんの一匹二匹が、
ぼんやりと光って飛んでいくのも趣がある。
雨が降るのも趣があって良い。 

秋は夕暮れ(が良い)。
夕日が差し込んで山の端にとても近くなっているときに、
烏が寝床へ帰ろうとして、
三羽四羽、二羽三羽と飛び急いでいる様子さえしみじみと心打たれる。
ましてや雁などが隊列を組んで飛んでいるのが、(遠くに)大変小さく見えるのは、
とても趣があって良い。
すっかり日が落ちてから(聞こえてくる)、
風の音や虫の鳴く音などは、
言うまでもなく(すばらしい)。 

冬は早朝(が良い)。
雪が降った朝は言うまでもなく、
(降りた)霜がとても白いときも、
またそうでなくてもとても寒いときに、
火などを急いでおこして、
(廊下などを)炭を持って移動するのも、
たいそう(冬の朝に)ふさわしい。
昼になって、生暖かく(寒さが)だんだんとやわらいでいくと、
火桶に入った炭火も白い灰が多くなっているのは(見た目が)よくない。



……

※貼った画像は、すべて拾ってきたものです。