こんにちは!


ギルです(^_^)


いつも、ブログを読んでくださって、ありがとうございます!


……


1月13日 土曜日。


朝は7時に起床しました。


この日は、長男と2人、茨城県神栖市にある、

「サーキットの狼ミュージアム」へ行くことになっていました(^_^)


家族みんなを誘ったのですが、

次男はバイトで、末娘はこの日は推しキャラの誕生日で推しキャラの大好物を作りたいと、そして、かみさんは、末娘の料理を手伝いたい、ということで、


長男と2人、出かけました(^_^)


……


外に出ると、外はすごく良い天気(^_^)!


僕「うおー、超いい天気だな(^_^)!」


長男「マジだね。今日、ほんとに雪なんて降るのかね?」


そう!今日の天気予報は……


午前中は晴れだけど、

14時=小雨

15時=弱雨

16時=みぞれ

17時以降=湿雪

20時=晴れ

との予報で、早めに切り上げて帰ろう、との予定です。


普段は、なにかと房総半島を南下する事が多い僕ですが、

今日は北総地域へ!

千葉県を、東へ、東へと向かうドライブ。


サーキットの狼ミュージアムは、利根川を渡って(茨城県に入って)ほんとにすぐの場所にあるみたい(^_^)


天気はよく晴れているけど、けっこう寒い朝です。


僕「おお、車が凍ってるぜ!」


長男「マジだ!」


車内に乗り込み、車を温めながらフロントガラスが溶けるのを待ちます。


夜型人間の長男は、夕べは徹夜してゲームしてたらしいです。


そんな長男は、車を温めてる途中で、もう寝入ってしまいました(︎^_^;


夏のクワガタクエストの時は、長男は前の晩に徹夜していても、クワガタアドレナリンが出て興奮して、車内でも寝ないのに。


車が温まり、レッツゴーです\(^^)/!


神栖市へ向けて、流石島レース スタート!!


千葉県を、東へ東へ。


千葉ニュータウン、印西牧の原。


うんうん、この辺の道路も、走りやすくて気持ちいいドライブ(^_^)


カーステレオから流れるロックに、気持ちも高揚してゆきます(^_^)!


そして、成田市から、道路は利根川ぞいに入ります(^_^)

 

ここは、なんて美しいドライブコースなんだろう(^_^)!


左手には、広大な利根川、その向こうに見えるのは筑波山。右手は、すっかり茶色くなった田んぼが、ずっと広がっています(^_^)


うーん(^_^)!これは気持ちいいドライブだ\(^^)/!



↑途中で車を停め、美味しく冷たい空気を胸いっぱいに吸い込みます(^_^)!
利根川!でかいなー(^_^)!
普段、あまり来ないドライブコースなので、新鮮でほんと気持ちいい(^_^)

僕「おい!ひびき!気持ちいいぞ!!」

長男「……うーん……zzzz(´-﹃-`)Zz…」

ダメだこりゃ(︎^_^;

そして、香取市を抜け、いよいよ利根川を渡ります。

そして!

利根川を渡って茨城県に入ってすぐ!

ほんとにすぐに、

「サーキットの狼ミュージアム」到着\(^^)/!

時刻は、午前10時。ちょうど開館時間!

ピッタリ予定通りです(^_^)

長男も、ようやく目を覚ましました(^_^)

長男「なにこれ、変わった駐車場だな!」

僕「周囲がコースになってるんだな(^_^)スーパーカーが走れるように。」

長男「え!展示してあるスーパーカー、走れるの?」

僕「ここのミュージアムのスーパーカーは、全車車検取得してて、走れるみたいだよ(^_^)」

長男「スゲー!!」







ミュージアムを、まずはグルっと1周!!

おおー、風吹裕矢!サーキットの狼の主人公!!

長男「やっぱ、画が ザ・昭和だよね(︎^_^;」

僕「バカにするな!」

長男「いや、別にバカにしてねーよ(︎^_^;」


チケットを買って……

館長さん「館内は、すべて撮影OKです(^_^)行ってらっしゃい(^_^)」

いざ!入場!!

……

うおおおおおおお\(^^)/!!

スーパーカー!スーパーカー!!
スーパーカーだーーーー\(^^)/!!


まずは、風吹裕矢の最初の愛車、
ロータス・ヨーロッパ・スペシャル!

劇中のより、マーキングが凝ってて全体的にカッコイイ\(^^)/!!


↑作者の、池沢早人師先生のサイン入り(^_^)



長男「おお、俺、スポーツカー?スーパーカー?実物みるの、初めてだよ!お父さんのプラモデルしか見たことなかったから……なんかスゲー!!」



ロータス・ヨーロッパのコクピット。もちろん乗れませんが、こうして運転席が見れるのは、嬉しい限りです(^_^)

僕「この車、劇中だと、最終コーナーで壁に激突して、裏返しななったまま滑って行って、ひっくり返った状態で1位でゴールするんだぜ!」

サーキットの狼劇中では
非合法公道レース、暴走族たちの年に一度の祭典「公道グランプリ」に出走!
風吹裕矢は、極悪暴走族の極道連にナイフで左腕を刺されて、シフトチェンジする左手が使えなくなって、シフトチェンジを助手席に乗る恋人、早瀬ミキが担当!(宿命のライバルで親友の早瀬左近の妹)
さらに、公道グランプリ前年度優勝者で、悪役ドライバーの隼人ピーターソンの、トヨタ2000GTの悪質な攻撃で、フロントスタビライザーを破損してしまい、コーナーでまともに曲がらなくなってしまい、満身創痍での走行!

最後は沖田のディノ246GTと早瀬のポルシェ・カレラRSと三つ巴のデッドヒートを繰り広げ、最終コーナーで壁に激突!
ロータスヨーロッパは横転、裏返しに!
しかし!
そのひっくり返った状態で惰性でゴールまで滑っていった!
という、公道グランプリのフィニッシュ!

子ども心に、興奮したものでした(^_^)





フェラーリ・ディノ・246GT

コーナリングマシン「スモールフェラーリ」の始祖!

開発には、フェラーリ創始者 エンツォ・フェラーリの息子、ディーノが関わるも、彼は24歳の若さで他界したそうです。
そんな若き息子の名を冠したマシン。
正式名称は、
「フェラーリ・ディノ」ではなく、ただのディノで、フェラーリの名を冠してなくて、フェラーリのエンブレムも装着していません。



ドライバーの沖田。連載当時は、下の名前は不明だったのですが、近年、
「沖田 大治郎」と、フルネームが明かされました。

僕「この沖田ってさ、結核にかかってて、レースの最後に、最終コーナーを立ち上がったタイミングで、ハンドル握ったまま死んじゃうんだよ。で、トロトロ運転になったディノを、ひっくり返って逆さまになったロータスが追い抜くんだぜ!」

長男「すげて展開だな(︎^_^;」

公道グランプリでは、2位に入るも、沖田は、ステアリングを握ったまま亡くなっていたのです……

最終コーナーで、ハイレベルのコーナリングテクニック、逆ドリフトを決め、風吹のロータスと早瀬のポルシェを圧倒!

勝利を確信した状態で絶命……

風吹裕矢「沖田……おまえのテクニックは、俺や早瀬の上をいってた……公道グランプリの本当の優勝者は、おまえだったんだぜ……」

「沖田ああああああああ!!」

結核で、若い命を散らしてしまったキャラクター、沖田。
若くして亡くなった開発者、エンツォの息子ディーノのお話と、かけてあるのだそう。







ポルシェ・カレラ・RS 2.7

展示してある個体は、フロントにスポイラーが開いてて、劇中とは若干異なる仕様。

限定生産された、レーシング仕様のパッケージ!
「過去最高の911」と賞賛される、世間で言われる「ナナサンカレラ」!

ポルシェのコクピット。
↑ドライバーの早瀬左近は、僕の推しキャラ!
風吹裕矢の宿命のライバルであり、無二の親友となってゆきます。
そして、裕矢の恋人、早瀬ミキの兄。
熱血漢の風吹裕矢に対して、冷静でクールな走りを見せ、いつも圧倒的な速さで必ずトップグループの中にいる!

僕は、
主人公の風吹裕矢より、早瀬のほうが好きなんです(^_^)
多分、サーキットの狼劇中で、1番優しいキャラクター!
そんな紳士的なところが、子どもながらに大好きでした(^_^)

公道グランプリではレース中、オイルパンを破損してしまい、減っていくエンジンオイルを補充しながら走行!
最終局面で、風吹裕矢のロータス、沖田のディノと、三つ巴のバトルを繰り広げ、最後はさかさまになったロータスと、結核で絶命しスローダウンに陥ったディノを一気にかわそうとするも、そのタイミングでエンジンオイルが無くなりエンジンブロー!(エンジンが修復不能なほど壊れてしまうこと)
惰性でなんとかゴールラインまで届き、公道グランプリ3位でフィニッシュしました。







ランボルギーニ・カウンタック・LP400S
スーパーカーブームの主役!!





長男「この車、今の目で見ても、新しいよね!すげえかっこいい!!」

僕「だろー?(^_^) でも、カウンタックって呼ぶのは、日本人だけなんだぜ!」

長男「そうなの??」

僕「本当の発音は〝クンタッチ〟。イタリアの方言で、〝びっくらこいた〟って意味らしい。」

長男「あー、なるほど!たしかに、びっくらこいた!ってデザインだよね。でも、これが今から50年前のデザインの車だと思えねー。もう、オーパーツじゃん!」


長男「ほんとだ!クンタッチって書いてある!このドライバー、黒こげに焼死してお父さんがトラウマになったってキャラクターだよね。」

僕「そうそう!ハマの黒ヒョウ!よく覚えてたな!」

長男「耳にタコができるくらい、何回も聞いたからな(︎^_^;ところで、このキャラクター、髪型どうなってんだ??」

僕「リーゼントパーマだろ。」

長男「なにそれ?」

リーゼントパーマって言っても、長男には分からないか(︎^_^;

ハマの黒ヒョウのヘアスタイルはこれだと思う

サーキットの狼劇中で、カウンタックと言えば、必ずハマの黒ヒョウの愛車でした!


ラフな運転をする、どちらかというと悪役のひとり。
公道グランプリ、A級ライセンス模擬レース、流石島レースで、風吹、早瀬らとデッドヒートを繰り広げるも、クラッシュしてしまう事が多かった(︎^_^;
悪質な暴走族狩りのカウンタックLP500S(とフェラーリ512BB)が現れた時は
「カウンタックを手足とするのは、このハマの黒ヒョウひとりで十分だぜ!ましてや、おまえたちのような乗り方をするやつらは許せねえ!!」
と立ち向かい
「LP500Sだと?笑わせるな!たかだかLP500S仕様にしただけのニセモノが!」
と、ニセモノのLP500Sたと見抜くも、
暴走族狩りの返り討ちにあい、またもクラッシュ!

その際は、小さな子どもたちに優しく接する、心優しい1面も見せました。

風吹「ハマの黒ヒョウ!おまえまでも……」

ハマの黒ヒョウ「まともな競り合いなら負けやしねえが……ヤツらはマシンを武器にした殺人者よ!……風吹、おまえも気をつけろ。」

風吹「安心しな、黒ヒョウ。俺が必ずカタをつけてやるぜ!」

そして
最後は、自作の「カウンタック・シルエットフォーミュラ」でル・マン・イン・ジャパン 日光レースに参戦!


そこで大クラッシュをやらかし、帰らぬ人となってしまいました……

劇中では、ハマの黒ヒョウは、本名を明かされることはありませんでしたが、
近年、作者の池沢早人師先生から
本名は
河崎 良
という名前だったと明かされました(^_^)







ランボルギーニ・ミウラS

僕「おお!俺、ミウラって、実物見るの初めてだよ!」

長男「そうなの?」

ランボルギーニ社を、一躍世界に知らしめた、名車中の名車!
トラクターメーカーだったランボルギーニ社を自動車メーカーとして立ち上げるも、制作される車種はGTやクーペ、すなわち一般的な乗用車ばかり。エンジニアたちには、「スポーツカーやレースカーを作りたい!」という願望がありました。
当時、ル・マン24時間レースで圧倒的な強さを誇ったフォードGT40。

そんなフォードGT40のシャーシーのレイアウトを参考に、評価の高かったランボルギーニ350GTのV12気筒エンジンを、F1で初めて優勝した日本のホンダF1のように横置きにマウント。
裸シャーシーのままショーに展示され、大変な話題となったそのシャーシーに、
イタリアの自動車デザインの名門ベルトーネのデザインした美しいボディを合わせたのが、
この名車
ランボルギーニ・ミウラ!

当時は、「夢の共演」と言われて大変な話題となったようで、
F1グランプリで沸くモナコのカジノの駐車場に、発売前のミウラが突如現れ、自慢の12気筒エンジンを空ぶかしし、カジノの客をスッカラカンにした挙句に逃げ去る、など、その逸話は尽きません。

車名は、スペインの闘牛牧場「ミウラ」から。

ミウラP400
ミウラP400S
そして真の完成形と呼ばれる最終生産型
ミウラP400SVの3種があります。

ミウラのまつげ

僕「これ、夜はライトが起き上がるんだ。」

長男「なるほど!そういうデザイン!」

僕「ここの、ガソリン給油口のところ、切り欠いてあるだろ?これ、プラモデルでも忠実に再現されてて、パーツの成形不良かとおもって、プラ板でなおしちゃったりするんだよ(︎^_^;」

長男「たしかに、これはプラモデルだとそう見えるかも(︎^_^;」

↑その部分のアップ写真、とるの忘れました。ここの部分の話です。切り欠きというか、くぼんでます。

サーキットの狼では、
早瀬左近のレーシングコーチで、風吹裕矢の姉、レースクィーンの風吹ローザの恋人、プロレーサーの飛鳥ミノルの愛車として登場!
風吹裕矢の師匠となり、後に風吹ローザと結婚を機に、裕矢の義理の兄となります。
風吹と早瀬が尊敬し、いつもその背中を追いかけている、頼もしい先輩レーサー!




ミウラの説明書きには、そんな飛鳥ミノル兄ィと、
劇中でランボルギーニ・イオタのドライバーだった潮来のオックスこと関根英二の姿が!

潮来のオックスは、流石島レースに登場した、天才肌のドライバーでイケメン、その実力は非常に高く、劇中でもその速さが光っていました。

潮来のオックスのモデルは、
株式会社セキネネオンの代表、関根英輔氏。池沢早人師先生のクルマ仲間であり、

そして!
このサーキットの狼ミュージアムの、最高顧問なのだそうです!

貴重なランボルギーニ・ミウラP400SVを愛車としていたことから、
潮来のオックスはサーキットの狼劇中では、ミウラのレーシングカスタム
ランボルギーニ・イオタに乗せることのしたのだとか。


ここは、なんとかミウラの外観をイオタ仕様に改造して、展示して欲しいです!

……でも、現存するミウラの台数は大変少ないそうなので、それも難しいのかな……

ランボルギーニ・イオタSVR

乗用車の品質にこだわり、決してレースへの参戦を認めなかったランボルギーニ社長、フェルッチオ・ランボルギーニ。
しかし、ランボルギーニ社のエンジニアたちは、ミウラを改造したエボルーションモデルを作り、それをもってレースに参戦したいという願望がありました。
そんな中、エンジニアたちの嘆願に負け、ランボルギーニ社長は、開発目的として、1台のみの試作を許します。
そうして、ミウラを実際のレース規定〝J〟頂に則り、ミウラをレーシング仕様に改造したのがランボルギーニ〝J〟。
イオタとは、Jのギリシア読みであり、そのウワサを聞きつけたランボルギーニ・ミウラのオーナーたちが、ランボルギーニ社にJ仕様に改造を依頼したのが、ランボルギーニ・イオタの正体。つまり、レプリカなのです。
ミウラから改造されたイオタは当時、8台あったと言われていて、そのチューニングはイオタ個々に異なり、内7台をミウラSVから改造されたイオタSVJ、スリーピースホイールとルーフウイングを装備した1台のみを、特別にイオタSVRと呼ぶのだそうです。







フェラーリ512BBi

長男「後ろがかっこいい!なんか、ガンダムみたい!!」



僕「スーパーカーブームの当時、最高速度が高い車が最速だとみんなおもっててさ、あっちのカウンタックは最高速度300km/h、そしてこっちのフェラーリ512BBが302km/hでさ、2キロの差でこっちがチャンピオンだったんだ(^_^)」

長男「でも、実際はそんなスピード出ないんだろ(︎^_^;?」

僕「よく知ってるな!」

長男「なんか、有名な話だよね。」

さほど車好きではない長男が知ってるほど、有名な話なのか!

まさに、
「紅き跳ね馬」の伝説は、
僕の脳内ではここが原点!!
カウンタックが大好きだった僕にとっては、なんだか永遠のライバル的な立ち位置にいるマシンです(^_^)!

サーキットの狼劇中では、残念ながら、名前のあるキャラクターは乗っていませんでした。
A級ライセンス模擬レースでは、ハマの黒ヒョウの相棒として、口髭にサングラスの男がドライブして、レース中盤でオイルに乗り上げスピンしてクラッシュ、
あとは、悪の暴走族狩り編で、カウンタックLP500Sとコンビを組んで登場。
実は、カウンタックLP500Sのドライバーの弟で、寂しくてかわいそうな兄弟だった、という結末でした。





フェラーリ308GTB

稀代のコーナリングマシン、フェラーリ・ディノ246GTの後継車。
「スモールフェラーリ」と呼ばれることになる血統の、初期のマシンです。

長男「あれ?お父さん、この車のプラモデルは持ってないよね?」

僕「持ってない。てか、大人の視線に耐えられるキットが存在しないんだよ。」

長男「ああ、そういう……」

僕「でも、この車に似たスタイリングの、フェラーリ288GTO(のプラモデル)を持ってる。」

フェラーリ288GTO。ラリー選手権に出場するために開発され、そのスタイリングは308GTBのデザインが引き継がれています。しかし、
この車が参戦するカテゴリー(Gr.S)自体が頓挫してしまった、悲運はマシンでした(;;)

長男「へえ、サーキットの狼では、女の人がドライバーなんだ。」



僕「そう。でも、この女の人も、レース中に事故って死んじゃうだよ……」

長男「ええ!!この人も、黒こげ焼死体が出るの??」

僕「いやいやいや!そんなわけないだろ!」

長男「びっくりしたー!」

ピーターソンの悪質な攻撃から風吹裕矢をかばって散った、フェラーリの女豹こと田原ミカ。








ランチア・ストラトスHF

僕「うおおおお!ストラトスの実物、初めて見た\(^^)/!!かっけーー!!」

長男「ああ、これはプラモデルあるよね(^_^) 黄色に塗ってあるヤツな(^_^)」




僕「世界一、横に走るのがうまい車!!」

長男「ああ、それがこの車なのか(^_^)」



サーキットの狼でストラトス使いと言えば、北海の龍こと原田和夫なのに、終盤で主人公の風吹裕矢も乗ることになるので、ドライバーは風吹裕矢ってことになってました。

僕「うう……北海の龍がなんかかわいそう……」

北海の龍こと原田和夫



サーキットの狼でランチア・ストラトスといてば、北海の龍でした。


でも、そんなストラトスも、物語後半では、主人公 風吹裕矢の愛車に!

劇中でコーナリングの魔術師と言われている風吹裕矢には、やはり世界一横に走るのがうまい車なんでしょうね(^_^)


現実世界で、ストラトス使いと言えば!
〝ドラーゴ・ディ・カヴァルツェレ(カヴァルツェレの龍)〟
サンドロ・ムナーリ氏!
ランチアチームの伝説的なイタリアのレーサー!!
モンテカルロラリーをストラトスで3連覇!!

サファリラリーでも活躍!

僕の大好きなこの車のドライバーでもありました\(^^)/!!








トヨタ2000GT
長男「え?トヨタ?日本車??」

僕「そうだよ!ほら、右ハンドルだろ。」
長男「マジだ!日本車にもスーパーカーがあったのか!」

僕「そりゃ、いっぱいあるだろ(︎^_^;」

長男「いや、その当時、って事だよ。」
劇中でのドライバーは、悪役の 隼人ピーターソン!


 
わるだくみの結末を夢想しては、ホーッホッホッホと笑う!
風吹裕矢のロータスとの競り合いの果てに、自分で勝手に自爆し、海へ落下。
一命を取り留めるも、顔にキズを負い、風吹裕矢を逆恨み!
流石島レースでは、BMWに乗って風吹裕矢の命を再三狙うが、ここでも終盤、競り合いの末に自爆!
以降、サーキットの狼では登場しなかったので、事故死したと思われてました。

悪質な運転をする悪役でしたが、ドライビングテクニックは相当高く、まっとうに走ってもかなり速かった!

しかし!サーキットの狼の続編「モデナの剣」で再登場するそうです!
ピーターソンは生きていた!!

僕は、モデナの剣のほうは、読んでいません(︎^_^;

理由は、サーキットの狼より、エロやお色気が入っているようなので……







ロータスF1

僕「うおー!俺、F1の実物見るの、初めてだよ!」

長男「俺も!すげーな!!」

僕「おお……こんな目線で運転すんのか!」

長男「なんか、おもちゃみたいだよな!ハンドルちっさ!!」

僕「正しくは、ステアリングな。ハンドルってのは、自転車とかバイクに使う。」

長男「そうなんだ!」

ロータスのF1と言えば、やはりこれ!
ロータス78!これが、1番かっこいい!
これが展示してあったら嬉しかったな(無茶言うな!)







そして!







フェラーリ・ディノ・レーシング・スペシャル!!(ヤタベRS)

長男「これ、こないだ作ってたヤツだよね!」

僕「そう!俺にとっては、風吹裕矢っつったら、さっきのロータス・ヨーロッパよりこっちを連想するんだよ(^_^)!」



僕「この車、マンガ劇中のみの、空想上のクルマたったんだよ。」

長男「そうなの?ここにあるじゃん!」

僕「だからさ!空想上のクルマを、実際に作っちゃったんだよ!だから、世界にこの1台のみ!!」

長男「すげー!!」

僕「もともとは、フェラーリ・ディノ・206コンペティツィオーネって、ジョーカーがあったんだけど、サーキットの狼の劇中で、風吹裕矢のマシンとして、そのコンペティツィオーネを原型にした空想上のクルマが、主人公専用レース用マシンとして登場した!それがこれなんだよ。」

長男「へえー!」

僕「でもさ、マンガが進むに連れて、このディノRSが元ネタのコンペティツィオーネより、とんどんかっこよく描かれるようになってさ……」

元ネタの、フェラーリ・206 プロトティーポ・コンペティツィオーネ

そこで!

サーキットの狼ミュージアムの、職員の方が歩いてきました!

「そう!そのクルマはおっしゃる通り、もともとはショーカーのディノコンペティツィオーネだったんですけど、実物のこれは、当時発売された日東科学製のプラモデルの原型を元に制作したんですよ(^_^)」

と、制作途中の写真が載ってる資料を見せてくださいました!


僕「ええ?!ニットーのプラモデルを元にして実車が作られたんですか??」

「そうなんですよ!先程もおっしゃってましたが、コンペティツィオーネと劇中のスタイリングがだいぶちがうので!」

僕「ですよね!どちらかと言うと、330P4に近いような。」

「そうそう!コンペティツィオーネと330P4の中間的な曲線のラインなんです(^_^)」

フェラーリ・330P4
ル・マン24時間レースなどで活躍したレーシングマシンで、「史上もっとも美しい車」と呼ばれることも!

僕「ニットーのサーキットの狼のプラモデル、本当によく作ったんですよ(^_^)」

「わたしもですよ(^_^)でも当時、塗装なんてできませんでしたが(︎^_^;」

僕「僕もです!でも、電池とモーターを入れると走ったので、よくレースごっことかしました(^_^)」

「わたしも(^_^)懐かしいですよね(^_^)」

僕「で、最後は焚き火に突撃!でした(^_^)」

「ええ(汗)……わたしはそれはやりませんでしたが……(︎^_^;」

長男(お父さん、ほら、引いてるじゃん。その辺にしとけよ。)



「これ、劇中ではボディはFRP(強化繊維プラスチック)なので、実物もそう作る予定だったのですが、すごい板金職人さんを見つけまして、その職人さんが、アルミを叩いて整形したんですよ(^_^)」

僕「ええええーー!!すごいですね!!そんなスゴ腕の職人さんが!!」

「そう、この方です(^_^)」

職人さんがアルミ板金加工してる写真を見せていただきました!








「これ、筑波サーキットでのお披露目走行会の時は、実はまだ未完成で、ライトもないし、フレームむき出しの上にシートがのってる状態で、ドライバーの池沢(早人師)さんの下は、地面が見えてる状態で走ったんですよ(^_^)」

僕、長男「えええええーー!!」

その走行会が終わったあと、ちゃんと完成させて、ここに展示してあるのだそうです!

長男「100パーセント完成したあとも、走るんですよね?」

「もちろん!昨年のクリスマス・イブ、このミュージアムの周囲をグルっと1周しましたよ(^_^)」

僕「そうなんですか(⊙⊙)!!ああ、見たかったなあ。」

「この車、マンガ内では、フェラーリ・ディノ・レーシング・スペシャルなんですが……やはり版権の都合でそう名乗れず、ヤタベRSとなってます。」

僕「ですよねー。」

「スーパーカーブームの頃、1970年代などは、さほど版権もうるさくなかったから、ニットーのプラモデルも〝フェラーリ・ディノ・スペシャルレーシング〟という商品名で発売していたんですが、現代は版権がすごくうるさくなって、ここでその名で展示すると、大問題になってしまうのです(︎^_^;」

僕「わかります(︎^_^;ご苦労さまです。」


内部構造。

その方は、僕たちにいろいろ説明してくださってましたが、スマホに電話が。
お忙しそう。






トヨタ2000GT オープンカー


僕「これ、たしか007に登場した、ボンドカーだったんじゃないかな、たしか……」

長男「え!007て、あの007??」

僕「おまえ、007知ってるの?」

長男「知ってるよ!超有名な映画じゃん!ちゃんと見たことないけど……」

さすが007!若い世代にも、ちゃんと語り継がれてます(^_^)

長男「じゃあこれ、映画の中に出てきた個体なの?」

僕「分からないけど、多分そう。トヨタ2000GTのオープンカーは映画のためのオーダーメイドで世界に1台のみのはず。」

長男「ほんとだ!そう書いてある!」

サーキットの狼ミュージアム、おそるべし!










ジャガーEタイプ

長男「古そうなデザインだけど、かっこいいね!」

僕「この分割比が、黄金比なんだよ。車を見る上で、人間の脳が1番〝かっこいい!〟と感じる比率。この黄金比を持った車が、昔はたくさんあった気がする(^_^)」

長男「なるほど。たしかに、かっこよく見えるよ!」







マセラティ カムジン

この車は、サーキットの狼には登場しなかったスーパーカー。
マセラティの車なら、やはり
マセラティ・ボーラを展示して欲しかったな……

劇中では、切替テツというキャラクターがドライブしていた、マセラティ・ボーラ。


マセラティ・ボーラ

長男「走る状態で入手できなかったんじゃね?仕方ないよ。」

僕「そうだな。たしか、マセラティ・ボーラって、生産台数が少なかったんじゃなかったっけ?」

長男「そうなんだ。知らんけど。」

僕「マセラティ・ボーラは、プラモデルもあまりなくてさ。大人の視線に耐えられるキットがあったら、欲しいんだよ。もし出たら、絶対買うのにな。」

長男「いろいろと、レアな車なんだね。」

僕「俺の脳内では、やっぱり最高速度が高いのが速い車って間違った情報が刷り込まれててさ、さっきのフェラーリ512BBが302km/hでチャンピオン、次がカウンタックLP400が300km/h、その次が、さっきのミウラ、デ・トマソ・パンテーラGTS、そしてマセラティ・ボーラが280km/hで3位だった印象。」

サーキットの狼では、〝マセラティ・ボーラを友とする男〟切替テツの愛車。
A級ライセンス模擬レースで初登場するも、風吹裕矢のロータス・ヨーロッパ・ターボとのデッドヒートの末に敗れ、池へ落下。

その後、東名高速で、スポーツカーを事故に追い込む悪質グラチャンマシン狩りに、早瀬のポルシェ930ターボ、風吹のポルシェ930ターボとともに参戦!

そして、流石島レースでも、マセラティ・ボーラで参戦するも、
風吹のディノRS、飛鳥兄ィのミウラにぶっちぎられ
「トホホ……俺っていつも負けてばかり……」のセリフを最後に、登場しなくなりました(;;)

流石島レースではクラッシュやリタイアした描写がないので、ぜひ、飛鳥ミノルのミウラの3位に続く4位として、流石島レースを走り抜いた事にして欲しいです!

この、切替テツも、池沢早人師先生の友人、切替 徹 氏(株式会社 レーシングサービス ディノ代表)がモデルになっているのだとか。


あ!記事が6000文字超えました!……って……

そんなに書いた??

後半へ続く!!