社会人となって30年近くになるけど

今日はとてもとても嬉しい話を😊



自分は営業職を長く勤めている

そして今は1つの課を任されている立場

自分の成績も大事だけれど

それよりも営業部全体の数字を1番に考えないと行けない


営業という仕事は

プロセスなんかはどうでも良くて

評価されるのは最終的には数字だ

会社の目標があってその目標に100%達成して

当たり前

120%を目指すのが営業の仕事



2年前に新入社員が入社し

俺のチームに配属される事になった


歳は30歳

パッと見はチャラ男の様だけど

真面目で一生懸命

笑顔も爽やかで

あっ彼は仕事出来そうだなって期待の新人だった


しかし

本当に仕事は頑張ってるんだけど

肝心な数字が中々付いてこない

1年目って事を考慮してもちょっと心配になる数字…


社長からも

あいつは大丈夫なのか?って心配されてた


俺は一緒に同行もして彼の仕事も見てるし

彼からの報告もお客さんの事をよく把握してる


時間は少し掛かるけど大丈夫です

任せて頂けませんか?って上を説得していた




俺は役職者としては甘いかも知れないけど

人にプレッシャーを与えて仕事させる行為は

好きじゃない

怠けているなら話は別だけど

一生懸命真面目に取り組んでいるなら

やり方のヒントを与えてあげればいい

これが前にブログで書いた

俺の尊敬する上司から教えてもらった事だ




だから

基本的には彼のやり方を尊重しつつ

少しアドバイスを与えたりフォローすること程度にしていた



そして今年2年目

営業としてはやはり結果を残さないといけない時期になる


俺は今年の始まりのミーティングで

彼に

今年が勝負だぞって伝えていた

俺がプレッシャーなんか与えなくても

彼は十分に理解していたし

必死で仕事をしてもがいていた


そして今年も6月になり早いもので

もう半年が経過しようとしている

そろそろなんとかしないと不味いなぁって

動こうと考えていたら



昨日の夜

彼から電話があった


すごく暗い声で

「課長ちょっと報告があるのですが…」


えっ??何? ちょっと怖いんだけど?


「〇〇会社の受注頂きました!それも全部です!」


えっ!!マジで?!!ヤバいじゃん!

一発逆転じゃん!!!



その会社さん

実は他社の金額がとても安価で

当社の金額では対抗が難しく

俺は諦めかけていた


でも彼はしっかりお客さんと関係を作って

君ならいいよって金額関係なく注文を頂けたそうなのです



彼は俺に

長く課長にご迷惑を掛けてすいませんでした

色々助けて頂きありがとうございました

なんて言うもんだから


やばっ泣きそう!ってなりながらも

そこは上司らしく


謝るんじゃない

君が一生懸命頑張った結果だよ

この気持ちを忘れちゃ駄目だ

おめでとう

って冷静に伝えて電話を切ったけど



もう嬉しくて嬉しくて…


仕事でこんなに嬉しくて涙出てきたのは初めてかも知れない



人って真面目に一生懸命に生きていれば

必ず誰かが見ていて

きっと評価してくれる

その目標に努力をしていれば

何かしらの結果は必ず着いてくる

努力もしない人にはチャンスはやって来ないんだよね



やっぱり涙流すなら

悲しい涙より

こんな嬉しい涙の方がいいよね😊


本当にとても心が晴れやかなんだ